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J-GLOBAL ID:201702212192238931   整理番号:17A1383916

磁気ナノエマルションの磁気温熱療法:多分散性,粒子濃度と液粘度の影響【Powered by NICT】

Magnetic hyperthermia in magnetic nanoemulsions: Effects of polydispersity, particle concentration and medium viscosity
著者 (4件):
資料名:
巻: 441  ページ: 310-327  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0644A  ISSN: 0304-8853  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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磁性流体温熱療法(MFH)は,有望な癌治療法である交流磁場は磁性ナノ流体を負荷した加熱癌細胞に使用した。最近,サイズ範囲~100~200nm(例えば磁気ナノ複合材料,磁気リポソームと磁気ナノエマルション)における磁性ナノキャリアは癌組織の欠陥のある漏えい血管系における増強された透過と保持(EPR)によるドラッグデリバリーや光線力学療法を併用したマルチモーダルMFHの理想的な候補であることが分かった。ここでは,流体力学的直径~200nmの磁気的に分極可能な水中油滴ナノエマルションにおける高周波交流磁場誘起加熱,油相中の平均直径~10nmの単一分域超常磁性ナノ粒子を含むを研究した。液滴のサイズ多分散性と磁場誘起加熱効率に及ぼす培地粘度の影響を調べた。磁気ナノエマルションの比吸収率(SAR)に対する磁気ナノ粒子のNeelおよびBrown緩和の寄与を,印加磁場の二乗と共に直線的に増加することが見出され,164.4±4.3 2.5W/g_Feの最大値であった。磁気ナノエマルションでは,加熱は10nmの長さスケールでのMNPのNeel-Brown緩和により誘導され,エマルション液滴の全スケールBrown緩和は200nmの長さスケールである。低い多分散性(σ=0.2)を有する磁気ナノエマルジョン試料はより大きな多分散性(σ=0.4)の試料と比較して有意に高いSAR値(3.3倍高い)を示した。σ値0.4 0.3,それぞれMNP負荷の4.6および1.7wt.%の試料のSAR値は同程度で,より低い粒子負荷でも低いサイズ多分散性の粒子を含むナノ流体の高い加熱効率を示唆した。エマルション液滴,寒天マトリックス(4wt.%)に固定化し,水中に分散した液滴の場合111.8±3.4 2.5W/g_Fe,エマルション液滴の全スケールBrown緩和の消失に起因するSARにおける~40 50%の低下を示すと比べて41.7±2.4 2.5W/g_Feの最大SAR値を与えた。は組織における実際の治療中の加熱効率を改善するための必要性を示唆した。固定化試料の残留SARは磁気ナノ流体のSARを用いたにもかかわらず,液滴内の負荷MNPのクラスタの消磁効果に起因してより低い外部磁場振幅下で良く相関した。より大きなサイズの磁気ナノエマルジョンの観測された加熱効率は,抗癌薬物または光線力学剤を装着するための大容量の利用可能性のために集学的治療のための新しい可能性を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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磁性流体  ,  酸化物結晶の磁性 

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