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J-GLOBAL ID:201702212228245122   整理番号:17A0843398

銀河サーベイから拡張赤方偏移可変光速信号の再現

Recovering a redshift-extended varying speed of light signal from galaxy surveys
著者 (1件):
資料名:
巻: 95  号: 8,Pt.B  ページ: 084035.1-084035.15  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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光速が宇宙の進化の過程で変化した可能性に焦点を当てた。このようなシナリオは可変光速(VSL)理論と呼ばれている。通常のインフレーションシナリオおよび宇宙定数に頼ることなく,自然な方法で,地平線,平坦性,宇宙加速問題を解くことを目指し,最近,Salzano,Dabrpwski,およびLazkoz[Phys.Rev.Lett.114,101304(2015);Phys.ReV.D93,063521(2016)]は,VSLシグナルが1つの赤方偏移位置でのみ検出されうると議論した。この論文では,この仕事をアップグレードし,拡張赤方偏移でのVSLシグナルの情報の抽出がどのようにして可能になるか示し,宇宙論データから可能なVSLシグナルを再現する新しい方法を調べた。このため,将来の銀河サーベイ(BOSS,DESI,WFirst-2.4,およびSKA)からのモック宇宙論データを用いた。これらは,角径距離として銀河クラスタリングに刻み込まれたデカップリングでの音地平線(バリオン音響振動),および,コスミッククロノメータと認識されているこれらの銀河から導かれる膨張レートである。これらの予測感度が,約1%と与えられれば,VSLシグナルは,赤方偏移範囲z∈[0.,1.55]で3σの信用度で検出され得ることがわかった。より小さいシグナル(約0.1%)はほとんど検出できない(たとえ,1σ検出に対するいくらか低い可能性が可能であるとしても)。最後に,VSLシグナルと,零でない空間曲率間の縮退を議論した。現在の曲率に対する限界が与えられれば,どのようなシグナルでも,もし検出されたならば,非常に高い信用度でVSLシグナルに帰着することができる。他方,この方法は,古典的な定数光速のシナリオにおいても有用であることがわかった。この場合,再構築したシグナルは,全部空間曲率に帰すことができ,したがって,非常に高い信用度で同じ赤方偏移において,0.01オーダーの曲率を検出する方法が得られる。
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宇宙論 
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