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J-GLOBAL ID：201702212230117748   整理番号：17A0483880

農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発-水稲における放射性物質移行低減対策技術の開発-第1編 水稲における放射性セシウム移行要因の解明および移行低減対策技術の開発 第1章 土地利用型作物における放射性セシウムの移行係数の解析と吸収抑制技術の開発 4 栃木県における水稲の放射性セシウムの移行係数の解析と吸収抑制技術の開発

著者 (3件)： 宮崎成生 (栃木県農試) ,  出口美里 (栃木県農試) ,  鈴木未来 (栃木県農試)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 564  ページ： 28-33  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多湿黒ボク土水田において,水稲作付前に土壌中交換性カリ含量を25mg/100g以上に高めることにより,玄米の放射性セシウム吸収を低減できた。方法として,塩化カリ等カリ資材による土壌改良,堆肥など有機物の連用が有効であった。同一の施肥管理をした場合でも,年次により土壌中交換性カリ含量の経時変化は異なった。2012年以降の3年間の移行係数は経年によりほとんど低下しなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 水稲 ,  栃木県 ,  *セシウム同位体 ,  *放射性同位体 ,  環境放射性核種移動 ,  カリ肥料 ,  放射能汚染 ,  放射性物質 ,  施肥 ,  放射能除染 ,  水田 ,  黒ぼく土 ,  土壌改良 ,  *カリウム ,  土壌成分
準シソーラス用語： 移行係数 ,  *交換性カリウム ,  *放射性セシウム

分類 (4件)： 稲作  (FC03020C) ,  土壌管理  (FB04070J) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

引用文献 (5件)：

• 米沢茂人・三井進午(1965)鉱滓類による農作物の90Srおよび137Csの吸収抑制に関する研究.土肥誌 36:135-139.
• 天正清・葉可霖・三井進午(1959)水稲及び陸稲による土壌よりの134Cs及びKの吸収と作物体内の分布.土肥誌 30:253-258.
• 天正清・葉可霖・三井進午(1961)水稲による特異的セシウム吸収の機構.土肥誌 32:139-144.
• 磯文夫(1999)栃木県産天然資源の機能化と有効利用に関する研究.群馬大学学位論文(国立国会図書館).
• 坪田五郎・宮脇謙三・三宅信・小川昭夫(1960)大谷石々粉の農業的利用に関する研究(第1報).栃木農試研報4:35-56.

タイトルに関連する用語 (13件)： 農地 ,  放射性物質 ,  開発 ,  水稲 ,  移行 ,  対策 ,  放射性セシウム ,  要因 ,  土地利用 ,  作物 ,  移行係数 ,  解析 ,  栃木