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J-GLOBAL ID：201702212289435606   整理番号：17A0845818

柔剛論争における柔構造に関する研究

Study on the Flexible Structure of Flexible Structure vs. Rigid Structure

著者 (4件)： 藤本利昭 (日本大 生産工) ,  水野僚子 (日本大 生産工) ,  山中美穂 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  城戸基 (日本大 大学院生産工学研究科)
資料名： 日本大学生産工学部研究報告 A 理工系  (Journal of the College of Industrial Technology, Nihon University)
巻： 50  号： 1  ページ： 29-35  発行年： 2017年06月20日 
JST資料番号： G0516A  ISSN： 0385-4442  CODEN： NDAREH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・建築物の耐震性に関する,関東大震災後に起こった真島健三郎らによる柔構造と,佐野利器・武藤清らによる剛構造の各理論を概説し,柔構造の構造的・歴史的価値を考察。
・建物の水平剛性を高めて固有周期を短くする剛構造と低めて周期を長くする柔構造で,いずれも大地震の固有周期との共振を回避する主旨。
・真島博士による,剛接単スパンの矩形架構をピン接合する単位架構を用いて鉛直荷重時の曲げモーメント分布・梁の最大たわみ,水平荷重時の曲げモーメント分布,固有周期,層間変形角を解析し,米国の柔構造理論と比較。
・水平荷重時の層間変形角が大きく大変形を生じる可能性にも関わらず,単位架構の理論を採用した建築物の実存が判明。

シソーラス用語： *耐震設計 ,  震災 ,  スペシャリスト ,  建築構造 ,  剛構造 ,  *柔構造 ,  固有周期 ,  曲げモーメント ,  *層間変形角 ,  水平荷重 ,  大変形 ,  東洋建築史
準シソーラス用語： 関東大震災 ,  真島健三郎 ,  日本建築史

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (2件)： 柔構造 ,  研究