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J-GLOBAL ID：201702212314032162   整理番号：17A0632359

千葉県の工業地帯とバックグラウンドにおける放射性炭素(¹⁴C)を用いたPM_2.5中炭素成分の化石燃料起源と非化石燃料起源の寄与解析

Analyzing contributions of fossil and non-fossil sources to carbonaceous components in PM_2.5 using radiocarbon (¹⁴C) measurements in industrial and remote sites of Chiba Prefecture

著者 (5件)： 市川有二郎 (千葉県環境研究セ) ,  大橋英明 (千葉県 環境生活部) ,  堀本泰秀 (千葉県環境研究セ) ,  石井克巳 (千葉県環境研究セ) ,  内藤季和 (千葉県環境研究セ)
資料名： 季刊全国環境研会誌(Web)  (Journal of Environmental Laboratories Association (Web))
巻： 42  号： 1  ページ： 22-30 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月25日 
JST資料番号： U0860A  ISSN： 2424-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PM2.5の構成物質のうち炭素成分は,元素状炭素(EC)と有機炭素(OC)に分類される。ECとOCの発生源寄与を化石燃料起源と非化石燃料起源に区分する方法として放射性炭素(¹⁴C)を用いる方法がある。本報では季節ごとに,工業地帯(市原市)とバックグラウンド(勝浦市)において¹⁴Cを分析し,ECとOCの発生源とその寄与を推定した。両地点とも,市原市の夏季を除いて非化石燃料起源OCの影響が大きく,工業地帯の市原市でもこうした結果が見られることが注目される。

シソーラス用語： *PM2.5 ,  千葉県 ,  *化石燃料 ,  炭素同位体 ,  工業地区 ,  バックグラウンド ,  有機炭素 ,  *炭素 ,  季節的変動 ,  解析 ,  *汚染源 ,  大気質試験 ,  監視
準シソーラス用語： 市原市 ,  勝浦市 ,  放射性炭素 ,  臨海工業地帯 ,  元素状炭素 ,  発生源解析 ,  大気質モニタリング

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

引用文献 (25件)：

• 兼保直樹:ハイボリューム・エアサンプラー用PM_2.5 インパクター(HVI_2.5)の開発.大気環境学会誌,45, 171-174,1998
• 環境省:大気中微小粒子状物質(PM2.5)成分測定マニュアル捕集法. 2012
• 環境省:大気中微小粒子状物質(PM2.5)成分測定マニュアル 炭素成分測定方法(サーマルオプテカル・リフレクタンス法)(第2版). 2012
• Heal M. R.: The application of carbon-14 analyses to the source apportionment of atmospheric carbonaceous particulate matter: a review. Analytical and Bioanalytical Chemistry, 406, 81-98, 2014
• Zhang Y. I., Perron N., Ciobanu V. G., Zotter P., Minguillon M. C., Wacker L., Prevot S. H., Baltensperger U., Szidat S.: On the isolation of OC and EC and the optimal strategy of radiocarbon-based source apportionment of carbonaceous aerosols. Atmospheric Chemistry and Physics, 12, 10841-10856, 2012

タイトルに関連する用語 (8件)： 千葉 ,  工業 ,  バックグラウンド ,  放射性炭素 ,  炭素 ,  化石燃料 ,  起源 ,  解析