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J-GLOBAL ID:201702212321868274   整理番号:17A0695743

ゼブラフィッシュにおける保存された非遺伝的エレメントでの異なるDNAメチル化とモノ(2-エチルヘキシル)フタレートと5-アザシチジンの発生中暴露による世代間遺伝の証拠

Differential DNA methylation at conserved non-genic elements and evidence for transgenerational inheritance following developmental exposure to mono(2-ethylhexyl) phthalate and 5-azacytidine in zebrafish
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巻: 10  号: Apr  ページ: 10:20 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7028A  ISSN: 1756-8935  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:発生中に環境ストレスに曝されると潜在的で世代を超えた健康問題が生じる可能性がある。このような効果におけるDNAメチル化の役割を理解するため,初期発生で化学物質によるストレスで生じたDNAメチル化の遺伝し得る変化を調べる脊椎動物モデルとしてゼブラフィッシュを用いた。ゼブラフィッシュの胚を,毒性の無い濃度の活性フタル酸代謝物であるモノ(2-エチルヘキシル)フタレート(MEHP,30μM)と,DNAメチル転位酵素1の抑制剤5-アザシチジン(5AC,10μM)に暴露した。潜在的で世代を超えたDNAメチル化の影響を,全体的なゲノムワイド・部位特異的なDNAメチル化解析で調べた。結果:受精0~6日後の胚を両薬剤に暴露したところ,いずれも保存された非遺伝的エレメントでメチル化が大きく異なっていた。脂肪生成に関わるパスウェイが肥満誘引化合物のMEHPで増加していた。5ACへの暴露は胚発生と幼生の体長への効果の世代間遺伝に関わるパスウェイでの増大が生じた。10の異なるメチル化サイトの解析から,発生期に5ACに暴露された成体から採取した精子の6つのサイトでメチル化が異なっており,これは第1世代と第2世代の幼生で見られた。MEHPでは同様の変化が2つのサイトで第1世代と第2世代の幼生で見られた。結論:これらの結果は,化合物の発生期の暴露が,シス調節保存エレメントにDNAメチル化に対する機能的な役割があることを示唆するものであった。これらの領域に対する影響が,後の世代に伝わる可能性があった。(翻訳著者抄録)
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分子遺伝学一般 

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