H<sub>2</sub>S環境におけるパイプライン鋼の腐食時に形成された表面膜のキャラクタリゼーション

HUANG F.; CHENG P.; DONG Y. Y.; LIU J.; HU Q.; ZHAO X. Y.; CHENG Y. Frank

文献

J-GLOBAL ID：201702212354375084 整理番号：17A0486665

H₂S環境におけるパイプライン鋼の腐食時に形成された表面膜のキャラクタリゼーション

Characterization of Surface Films Formed During Corrosion of a Pipeline Steel in H₂S Environments

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資料名：
巻： 26 号： 2 ページ： 828-836 発行年： 2017年02月
JST資料番号： C0161B ISSN： 1059-9495 CODEN： JMEPEG 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

pH(3.5,4.5及び5.5)及びH₂S濃度(0.2,2及び20mM/L)の異なるH₂S含有環境におけるX52パイプライン鋼に形成された表面皮膜を特性付けた。FE-SEM及びXRDによる表面分析,電気化学インピーダンス分光法(EIS)によって評価し,pHおよびH₂S濃度の表面皮膜形成への影響と腐食速度を調査した。形成された被膜は,低pH及び低H₂S濃度では結晶FeS,低pH及び高H₂S濃度では結晶FeSとマッキナワイト,高pH及び低H₂S濃度では非晶質FeS,高pH及び高H₂S濃度では結晶FeSとマッキナワイトであった。pHが同じであればH₂S濃度の増加とともに腐食速度は増加し,H₂S濃度が同じであればpHの増加とともに腐食速度は低下した。低pHで形成された緻密な結晶FeSは腐食を抑制した。

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腐食

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H2S環境におけるパイプライン鋼の腐食時に形成された表面膜のキャラクタリゼーション

H₂S環境におけるパイプライン鋼の腐食時に形成された表面膜のキャラクタリゼーション