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J-GLOBAL ID：201702212410794792   整理番号：17A1467713

マクロ汚染物質のための新しい自動化された三次元スティッキー分析方法:適用事例

New automated Method for Macro-Contaminant Analysis: Industrial Experiences

著者 (2件)： OSSARD S (CTP ペーパーリサーチセ) ,  長谷川正司 (スペクトリス)
資料名： 紙パ技協誌  (紙パルプ技術協会誌)
巻： 71  号： 11  ページ： 1301-1305  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： G0115A  ISSN： 0022-815X  CODEN： KAGIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リサイクルペーパープロセスでは,多くの生産において粘着性異物スティッキーが妨げとなっている。近年開発されたマクロ汚染物質分析方法が,実際の工場サンプルを用いて,プロセス分析のためにどのように用いられたかを紹介する。新しい自動化粘着性異物測定方法は,(i)スクリーニングされた粒子の三次元形態とサイズを変形なしで特定し,(ii)汚染物質の中の粒子を粘着性異物として分類することを可能にする。これは,レーザー三角測定と局所近赤外光(NIR)分光法の組み合わせで実施される。パルプサンプル中のマクロ汚染物質測定とその分類により,それらの除去を確認することができる。異なる原材料に由来するマクロ汚染物質の化学特性と量が研究され,2つの工場で大きく異なることが判明した。アジアの工場では,他の粘着性異物の除去が高い(99%)一方で,プロセス内でのPSA除去が低い(46%)ことが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *再生紙 ,  *リサイクル ,  *プロセス解析 ,  *再生パルプ ,  *付着物 ,  形態 ,  *除去 ,  画像分析 ,  自動分析 ,  汚染物質 ,  *灰 ,  光学的測定 ,  近赤外分光分析
準シソーラス用語： *リサイクル工程 ,  *粘着物質 ,  粒子形状 ,  *異物除去 ,  *ペーパースラッジ焼却灰 ,  レーザ計測 ,  オンライン分析

分類 (1件)： パルプの処理,抄造,仕上  (YL02030A)

引用文献 (7件)：

• 1) Ackermann, C., Putz, H.-J. and Göttsching, L.(1998):“Improved Macro Sticky Analysis for Deinked Pulp Based on Screening.” Progress in Paper Recycling, 7 (2),22-32.
• 2) TAPPI Test Method T 277 pm-99, 《Macro Stickies Content in Pulp : The 《Pick-up》 Method. TAPPI
• 3) Pigorsch, E. and Behnsen, P.(2010):“NIR measuring techniques for the quantification of micro and macro
• 4) Huber, P., Borel, P., Soysouvanh, D., Ossard, S., & Delagoutte, T.(2015):Macrostickies measurement by an automated method using laser triangulation and near infrared spectroscopy. Nordic Pulp & Paper Research Journal, 30(2).
• 5) Fabry B., Delagoutte T., Kumar S., Guyard A. “From industrial macro-stickies mapping to the identification of mini-stickies”, 10th KRICT-KTAPPI RTM, Daejong, 3-4 september 2009, 22 pp.

タイトルに関連する用語 (5件)： マクロ ,  汚染物質 ,  自動化 ,  分析 ,  適用事例