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J-GLOBAL ID:201702212437959340   整理番号:17A1010196

非対称な偏光ゲーティングで分離されたアト秒パルス生成

Attosecond pulse generation isolated with an asymmetric polarization gating
著者 (4件):
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巻: 64  号: 10-12  ページ: 952-959  発行年: 2017年06月20日 
JST資料番号: D0250A  ISSN: 0950-0340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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孤立したアト秒パルスは,原子と分子の電子的挙動を調べるための非常に優れた手段である。このようなパルスを生成する方法の一つに,偏光ゲート(PG)法と呼ばれる技術がある。直線偏光したフェムト秒レーザパルスを2つの位相遅延器に通すことによって,楕円率が時間とともに変化するようにパルスの偏光を調整することができる。このようなパルスを用いてガスターゲット内で高調波発生(HHG)を行う場合,フェムト秒パルスの楕円率を注意深く調整してレーザーの半サイクル内の間だけ直線偏光にすると,極端紫外アト秒バーストの生成ができる。楕円率の高い領域がHHGに寄与しないとしても,ほぼ直線状の「偏光ゲート」の外側のレーザーサイクルはガスターゲットをイオン化し続ける。本稿では,非対称偏光ゲーティングで分離されたアト秒パルス生成に関するシミュレーションによる研究結果を報告する。本研究は,偏光ゲートの立ち下がり区間における電場の最大値が比較的大きいため,対称の場合と比較して高調波カットオフが強化されることを示唆している。サテライトパルス形成は,本研究の場合のように,より大きなパルスが次に来る場合に予測されるが,急速に増大する楕円率の前に最短の軌道電子のみが高調波を放出することができるので,サテライトパルスは主に最低次の高調波から構成される偏光ゲートの端部では非効率的になる。駆動レーザー場から残留低エネルギー光子を除去するためのスペクトルフィルタリングによって,サテライトパルスを除去することができる。これは,非対称ゲーティング場が,対称ゲーティング場よりも高調波カットオフとパルス持続時間の短い孤立したアト秒パルスを生成するための実験的に実行可能なオプションを提供するという主張を支持する。
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