文献
J-GLOBAL ID:201702212486419251   整理番号:17A0030157

絶滅危惧種ニシキギ科アンドンマユミの種子発芽特性

Seed Germination Traits of a Threatened Plant, Euonymus oligospermus Ohwi
著者 (3件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 93-99  発行年: 2016年12月20日 
JST資料番号: G0291A  ISSN: 0375-9202  CODEN: TNDNA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アンドンマユミEuonymus oligospermus Ohwiはニシキギ科の落葉小低木で,環境省により絶滅危惧種IA類に指定されている。本種は福島県桧枝岐村でのみ記録されており,日本固有の植物種である。しかし,自然環境下における本種の自生状況は現在不明であり,わずかな個体が栽培保護下にあるのみである。このような背景から本研究では,アンドンマユミの個体群の維持に寄与するため,アンドンマユミの発芽特性を明らかにすることを目的とした。発芽試験の結果,試験に供試した6種のニシキギ属植物のうちアンドンマユミおよびマユミのみで発芽が確認されたが,すべての種子の発芽前処理や発芽条件において,アンドンマユミの発芽率はマユミに比べて極めて低かった。しかし,植物ホルモンであるジベレリン処理を行った試験区において無処理区に比べて高い発芽率が確認された。また,発芽しなかった種子においてもジベレリン処理による高い種皮の離脱率が確認された。このことからジベレリン処理は,アンドンマユミ種子の発芽促進に有効であり,種子休眠の打破には異なる要因が寄与していると考えられる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
花き・花木 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る