文献

J-GLOBAL ID：201702212537574718   整理番号：17A1142434

蛋白質キナーゼAによるシンタキシン1a遺伝子の転写調節機構

Transcription regulation mechanism of the syntaxin 1A gene via protein kinase A

著者 (2件)： NAKAYAMA Takahiro (Kyorin Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  AKAGAWA Kimio (Kyorin Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 474  号： 14  ページ： 2465-2473  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質キナーゼA(PKA)によるシンタキシン1a遺伝子(Stx1a)発現におけるクラス1ヒストンデアセチラーゼ8(HDCA8)の機能的役割を判定するため,エピジェネティク過程がPKA情報伝達により誘導されたStx1a遺伝子転写に関与するかどうかを,非ニューロン細胞FRSK及びニューロン細胞PC12を使って調べた。PKAアクティベータ,ホルスコリンは,FRSKにおいてStx1a発現を外因的に誘導した。shRNAノックダウンによるHDAC8阻害とPKA阻害剤による阻害は,FRSKにおいてStx1a発現を誘導した。加えて,PKA活性化はFRSKにおいて,HDAC8-CPR相互作用の解離とCPRとSp1及びAc-H3との会合へと導くことで,PKA情報伝達経路によるStx1a遺伝子の誘導をもたらした。

シソーラス用語： *タンパク質キナーゼA ,  膜貫通タンパク質 ,  遺伝的調節 ,  *遺伝子 ,  *遺伝子発現 ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  エピジェネティクス ,  ケラチン細胞 ,  培養細胞 ,  PC12細胞 ,  遺伝子ターゲティング ,  プロモーター領域 ,  ヒストン ,  細胞情報伝達 ,  ケトン ,  脂環式化合物 ,  脂肪酸 ,  酸素複素環化合物 ,  ビニル化合物 ,  ヒドロキシ化合物 ,  三環ジテルペン ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： FRSK細胞 ,  *Stx1a遺伝子 ,  シンタキシン1A ,  ヒストンH3 ,  ヒストンデアセチラーゼ8 ,  遺伝子ノックダウン ,  転写調節

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： ホルスコリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛋白質キナーゼA ,  シンタキシン1A ,  遺伝子 ,  転写調節機構