文献

J-GLOBAL ID：201702212677081530   整理番号：17A0478484

ナノヒドロキシアパタイト-被覆ヒドロキシエチルセルロース/ポリ(ビニルアルコール)エレクトロスピニングスカフォールドおよびそれらの細胞応答

Nanohydroxyapatite-coated hydroxyethyl cellulose/poly (vinyl) alcohol electrospun scaffolds and their cellular response

著者 (5件)： CHAHAL Sugandha (Universiti Malaysia Pahang, Pahang, MYS) ,  HUSSAIN Fathima Shahitha Jahir (Universiti Malaysia Pahang, Pahang, MYS) ,  YUSOFF Mashitah Mohd (Universiti Malaysia Pahang, Pahang, MYS) ,  RASAD Mohammad Syaiful Bahari Abdull (IIUM, Pahang, MYS) ,  KUMAR Anuj (Czech Technical Univ. in Prague, Praha, CZE)
資料名： International Journal of Polymeric Materials and Polymeric Biomaterials  (International Journal of Polymeric Materials and Polymeric Biomaterials)
巻： 66  号： 1/5  ページ： 115-122  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0723A  ISSN： 0091-4037  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨組織工学のためのバイオミメティック法によるバイオミネラル化ナノファイバスカフォールドの開発を目的とした。エレクトロスピニング法を用いて,ヒドロキシエチルセルロース/ポリビニルアルコール(HEC/PVA)ブレンドの組成の異なる2種のナノファイバを作製した。ナノファイバをリン酸水素ナトリウム溶液と塩化カルシウム溶液に交互浸漬することにより,容易にナノヒドロキシアパタイト(nHA)の鉱化を達成できた。電子顕微鏡観察から,ナノファイバ表面上にnHAが均一に形成されたことを確認した。nHA-被覆により,スカフォールドの濡れ特性や引張特性は顕著に向上することが分かった。ヒト骨肉腫細胞の培養研究およびMTSアッセイに基づく優れた細胞接着と増殖の効果から,スカフォールドの優れた生体適合性が明らかになった。結果から,nHA-被覆HEC/PVAナノファイバスカフォールドは骨再生のための有望な生体材料として期待できた。

シソーラス用語： *エレクトロスピニング ,  ナノファイバ ,  生体組織工学 ,  *ヒドロキシエチルセルロース ,  ポリビニルアルコール ,  ポリマブレンド ,  ナノ複合材料 ,  *ヒドロキシアパタイト ,  被覆 ,  再生医療 ,  細胞培養 ,  医用素材 ,  バイオテクノロジー ,  骨形成 ,  リン酸水素ナトリウム ,  塩化カルシウム ,  浸漬 ,  鉱化作用 ,  濡れ ,  引張強さ ,  腫瘍細胞 ,  バイオアッセイ ,  細胞接着 ,  細胞増殖 ,  生体適合性
準シソーラス用語： *ナノヒドロキシアパタイト ,  バイオミネラリゼーション ,  骨肉腫細胞

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  用途開発  (YM01080Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノヒドロキシアパタイト ,  ヒドロキシエチルセルロース ,  ビニルアルコール ,  細胞応答