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J-GLOBAL ID:201702212746721181   整理番号:17A1476397

孵化場資源増強プログラム内のシロザケOncorhynchus ketaの天然産卵-三陸沿岸の大槌川における事例-

Natural spawning of chum salmon oncorhynchus keta within a hatchery stock enhancement program-a case in the Otsuchi River at the Sanriku coast-
著者 (1件):
資料名:
巻: 39/40  号:ページ: 1-6  発行年: 2017年 
JST資料番号: L4001A  ISSN: 1349-3000  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2014-2015年の産卵期に,孵化場資源増強プログラム内の大槌川における,シロザケOncorhynchus ketaの天然産卵を初めて評価した。2014年9月15日から2015年1月27日の間,河口から1.0-4.0kmまで歩いて,成魚,産卵場所及び死骸を隔週ごとに目視で計測した。全部で160か所の生息場所と808匹の死骸が見つかり,孵化やなの上流で少なくとも904匹の成魚が計測されたことは,サケは孵化場資源増強プログラム内の大槌川で天然産卵することを示唆した。産卵場所の大多数(91.3%)は河口から2.0-2,5kmの範囲にあり,主要な産卵区域は,1962年の前回調査より,500m以上上流に移動したと考えられた。死骸の期間(14日以下)は北海道(秋季は30-40日,冬季は70-80日)より有意に短かった。三陸沿岸における温かい水温と川の急傾斜による急流は,死骸を素早く押し流したと考えられた。本研究は,大槌川における成魚の回帰のための天然の産卵場所の寄与と三陸沿岸での川の生態系におけるサケの死骸の特異的な生態の役割を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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個体群生態学  ,  魚類 

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