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J-GLOBAL ID：201702212866488752   整理番号：17A1614892

異なる定着方法のカップラー接合具により垂直接合したRC部材の力学的性状

MECHANICAL BEHAVIORS OF PRECAST RC MEMBERS JOINTED VERTICALLY BY CAST IRON COUPLERS WITH DIFFERENT ANCHOR METHODS

著者 (4件)： 飯塚豊 (カイエー共和コンクリート株式会社 技術部) ,  辻幸和 (前橋工科大学) ,  森田俊哉 (カイエー共和コンクリート株式会社) ,  岡野素之 (前橋工科大学 工学部社会環境工学科)
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 68  号： 1  ページ： 260-267(J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実物のプレキャスト部材同士を鋳鉄製カップラー接合具を用いて垂直に接合した効果を,接合部材の力学的性状に基づいて検討した。主要因は底版におけるアンカー鉄筋の定着方法および隅角部に設置した補強プレートの配置位置と形状寸法である。アンカー鉄筋の定着長を35D採って底版に折り曲げたすべての定着方法では,補強プレートの配置位置と形状寸法にかかわらず一体型供試体と同程度以上の耐力を持たせることは難しかった。折り曲げずに垂直に下ろしてプレートで定着させた方法では同程度以上の耐力を示した。分割型供試体の接合面での開口幅は主に曲げひび割れ幅であり,一体型供試体よりも大きくなった。なおアンカー鉄筋は接合面で降伏した後に接合部材は破壊し,定着長は十分であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋継手 ,  *接合部 ,  定着【構造】 ,  *根入れ長さ ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  鋳鉄 ,  補強部材 ,  プレキャストコンクリート構造 ,  擁壁 ,  *曲げ強さ ,  亀裂幅 ,  破壊モード
準シソーラス用語： カップラ【鉄筋】

著者キーワード (12件)： 鋳鉄製カップラー接合具 ,  垂直接合 ,  アンカー鉄筋 ,  補強プレート ,  プレキャストRC部材 ,  擁壁 ,  Cast iron coupler connecting device ,  Vertical connection ,  Anchor rebar ,  Strengthening plates ,  Precast RC slabs ,  Retaining wall

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  接合部  (HD03080V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 定着 ,  カップラー ,  接合具 ,  垂直 ,  RC部材 ,  力学 ,  性状