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J-GLOBAL ID:201702212888671682   整理番号:17A0148698

チョクラルスキー法によるFe-Ga基磁歪合金の大型単結晶製造技術の開発

著者 (9件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 27-29(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0163A  ISSN: 1340-2625  CODEN: MTERE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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振動エネルギーは,磁歪材料を用いて電気エネルギーへ変換でき,そのための磁歪特性を示すFe-Ga合金がある。磁歪材料として粗大粒からなる多結晶の比較的小型の棒状のFe-Ga合金が市販されていたが,その結晶方位の集積度は十分でなかった。このため,振動発電等用にFe-Ga合金基合金の大型単結晶の製造技術の開発が必要であった。結晶成長等に関する課題に取り組み,この合金単結晶育成に成功した。それらの技術開発を紹介し,このプロセスで製造した合金単結晶の特性等を述べた。体心立方構造のFe-Ga合金基合金の磁歪特性は,結晶方位に大きく依存し,〈001〉方向に大きな磁歪を示した。このため,この合金を振動発電用デバイス等として用いるときには,振動方向と結晶方位の関係を考慮する必要があった。Fe-Ga合金基合金の磁歪特性は,化学組成や結晶方位に依存するため,化学組成や結晶方位を系統的に評価した。育成したFe-Ga合金基合金を磁歪材料として実用化するには,インゴットの単結晶の方位だけでなく,化学組成,表面性状,磁歪特性,磁区構造等も重要になる。インゴットの結晶方位は,シード結晶とほぼ同様であり,表面性状等の特性に関する課題を解決した。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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金属の結晶成長  ,  磁性材料 
引用文献 (7件):
  • (1) S. Priya, D. Inman (Eds): Energy Harvesting Technologies, Springer (2009).
  • (2) http://www8.cao.go.jp/cstp/kihon3/bunyabetu6-2.pdf
  • (3) T. Ueno and S. Yamada: IEEE Trans. Magn., 47(2011), 2407-2409.
  • (4) A. E. Clark, K. B. Hathaway, M. Wun-Fogle, J. B. Restorff, T. A. Lograsso, V. M. Keppens, G. Pethculescu and R. A. Taylor: J. Appl. Phys., 93(2003), 8621-8623.
  • (5) S. Fujieda, S. Suzuki, A. Minato, T. Fukuda and T. Ueno: IEEE Trans. Magn., 50(2014), 2505204-1-4.
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