文献

J-GLOBAL ID：201702212904815191   整理番号：17A0439612

穀類食物繊維含量と同様の高および低ベンゾキサジノイド食摂取後のヒトのベンゾキサジノイド類の吸収,代謝,排泄の定量的分析

Quantitative analysis of absorption, metabolism, and excretion of benzoxazinoids in humans after the consumption of high- and low-benzoxazinoid diets with similar contents of cereal dietary fibres: a crossover study

著者 (6件)： JENSEN Bettina M. (Copenhagen Univ. Hospital, Gentofte, DNK) ,  ADHIKARI Khem B. (Aarhus Univ., Slagelse, DNK) ,  SCHNOOR Heidi J. (Copenhagen Univ. Hospital, Gentofte, DNK) ,  JUEL-BERG Nanna (Copenhagen Univ. Hospital, Gentofte, DNK) ,  FOMSGAARD Inge S. (Aarhus Univ., Slagelse, DNK) ,  POULSEN Lars K. (Copenhagen Univ. Hospital, Gentofte, DNK)
資料名： European Journal of Nutrition  (European Journal of Nutrition)
巻： 56  号： 1  ページ： 387-397  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： C0778B  ISSN： 1436-6207  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベンゾキサジノイド類(BX)は穀類に含まれるフィトケミカルで様々な薬理作用を示すことが報告されているが,in vitro実験の結果が多い。本研究ではBXのヒトでの代謝と体重に与える影響を検討した。健康な成人19人(男性6人,25~40歳)を対象に交差試験を行い,高BX食または低BX食を3週間ずつ摂取し,BX12化合物とフェノキサジノン誘導体4化合物の血漿中濃度を測定した。その結果,血漿BX濃度は食後約3時間に最大となったが,尿中には食後36時間で検出された。フェノキサジノン誘導体は血漿および尿中に検出されなかった。血漿および尿中の主なBX代謝物は2-β-D-グルコピラノシルオキシ-1,4-ベンゾキサジン-3-オン(HBOA-Glc)であった。BXは濃度依存的に吸収された。

シソーラス用語： 食品成分 ,  *穀類 ,  *多価フェノール ,  ヒト ,  成人 ,  男性 ,  女性 ,  食餌効果 ,  体重 ,  代謝 ,  消化管吸収 ,  バイオアベイラビリティ ,  血漿中濃度 ,  尿中排泄 ,  代謝産物 ,  濃度依存性 ,  パン ,  食物繊維 ,  体重減少 ,  植物性化学物質
準シソーラス用語： フィトケミカル ,  ライ麦パン ,  *ベンゾキサジノイド類 ,  *全粒穀類

分類 (2件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

物質索引 (2件)： 2-(β-D-グルコピラノシルオキシ)-2H-1,4-ベンゾオキサジン-3(4H)-オン ,  4-ヒドロキシ-2-(β-D-グルコピラノシルオキシ)-2H-1,4-ベンゾオキサジン-3(4H)-オン

タイトルに関連する用語 (7件)： 穀類 ,  食物繊維 ,  含量 ,  ヒト ,  代謝 ,  排泄 ,  定量的分析