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J-GLOBAL ID:201702212923869893   整理番号:17A1440945

ポリ(ビニリデンフルオリド-co-ヘキサフルオロプロピレン)の結晶化挙動と鎖折畳み表面自由エネルギーに及ぼす酸化グラフェンの影響【Powered by NICT】

Influence of Graphene Oxide on Crystallization Behavior and Chain Folding Surface Free Energy of Poly(vinylidenefluoride-co-hexafluoropropylene)
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巻: 218  号: 19  ページ: ROMBUNNO.201700103  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0010A  ISSN: 1022-1352  CODEN: MCHPES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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有望な圧電材料が開発されているとしてのグラフェン酸化物(GO)を充填したポリ(フッ化ビニリデン-co-フルオリド-co-ヘキサフルオロプロピレン)(PVDF HPF)共重合体ナノ複合材料と,それらの結晶化挙動と鎖折畳み自由エネルギーを検討した。共重合体中のGOナノ粒子の適切な分布は透過型電子顕微鏡分析により確認した。ナノ複合材料の結晶構造を,広角X線回折およびFourier変換赤外分光法により分析した。結果は,GOの存在下でPVDF HPF共重合体のβ相含有量の増加を示した。純ポリマと対応するナノ複合材料の非等温結晶化速度は,修正Avrami JeziornyおよびLiuモデルを用いた多重加熱速度示差走査熱量測定により研究した。さらに,結晶化の障壁エネルギーはFriedman及びKissingerモデルにより計算した。共重合体へのGOの添加はナノ複合材料の核形成活性を増加させることが分かった。Hoffmanの定理による線形結晶成長の研究は,GO含有量を増加させると増強核形成活性を示した。ニートポリマの表面折畳み自由エネルギーは5wt%GOの添加によって5.79×10~ 2から7.27×10~ 2J m~ 2に変化した。束状機構を提案し,それは結晶成長を説明することができる。Vyazovkin定理に基づく解析は,結晶化活性化エネルギーはGO高温でとは無関係であることを明らかにした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 

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