抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ドイツ特許侵害訴訟における損害賠償およびドイツ査察制度の概要を紹介し,同制度の日本への導入案について説明する。1)ドイツの特許侵害訴訟における2段階方式の損害賠償論の取り扱いについて,判決例・判決主文の概略に基づいて述べる。2)特許法第105条の活用による日本の2段階方式の可能性について述べる。3)ドイツの制度を参考にした特許法第105条の活性化による証拠収集の改善案について,ドイツの査察制度の概要,営業秘密保護とのバランスの問題,第105条に絡めての査察制度の導入の可能性,ドイツ特許法140c条導入の背景と日本特許法第105条改正の必要性,査察対象からの除外規定の整備に基づいて述べる。