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J-GLOBAL ID:201702212931436317   整理番号:17A0040513

バイオベースの2,5-フランジカルボン酸から調製した高性能ポリエステル

High Performance Polyesters Prepared from Bio-Based 2,5-Furandicarboxylic Acid
著者 (3件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 54-60(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0723A  ISSN: 2189-7654  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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サステイナブルな開発を展開するために,石油消費抑制の見地から,芳香族ポリエステルを,バイオベースの2,5-フランジカルボン酸(FDCA)と石油ベースの1,3-および1,4-ジアセトキシベンゼン(DAB)との重合から合成した。DAB(χ)中の1,4-DABが60mol%より低いモル比で調整したポリエステルは,分解温度以下で溶融性を示した。χの値が20~60mol%の時,そのポリエステルは溶融相で光学異方性を示し,サーモトロピック液晶を示唆した。これらポリエステルの相転移温度は組成に依存し,χの値により調整できた。χが20mol%で調整したポリエステルの膜は,弾性率1.2GPaで,26.0MPaと2.9%の破断強さと伸びをそれぞれ有していた。FDCAに基づくポリエステルは,一般的な芳香族ポリエステルと同等の良好な熱安定性と機械的性質を有していた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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重縮合  ,  高分子固体の物理的性質  ,  高分子固体の力学的性質 
物質索引 (3件):
物質索引
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引用文献 (26件):
  • [1] J. K. Fink, “HIGH PERFORMANCE POLYMERS", William Andrew: New York, Chapter 16, pp. 521-550 (2008).
  • [2] R. B. Seymour, G. S. Kirshenbaum, “High Performance Polymers; Their Origin and Development", Elsevier: New York, pp. 235-257 (1986).
  • [3] H. G. Elias, `'Macromolecules; Vol. 3, Physical Stuructures and Properties", Wiley-VCH, Chapter 8, pp. 239-271.
  • [4] D. Plackett, “BIOPOLYMERS; New Materials for Sustainable Films and Coating", John Wiley & Sons, 1st Ed., Chapter 9, pp. 179-209 (2011).
  • [5] Y. Roman-Leshkov, J. N. Chheda, J. A. Dumesic, Science, 312, 1933 (2006).
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