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J-GLOBAL ID：201702212942690825   整理番号：17A0486630

超マルテンサイトステンレス鋼溶接部の機械的性質に及ぼす溶接後熱処理の影響

Effect of Post-weld Heat Treatment on the Mechanical Properties of Supermartensitic Stainless Steel Deposit

著者 (5件)： ZAPPA Sebastian (National Univ. Lomas de Zamora, Buenos Aires, ARG) ,  ZAPPA Sebastian (National Scientific and Technical Res. Council, Buenos Aires, ARG) ,  SVOBODA Hernan (National Scientific and Technical Res. Council, Buenos Aires, ARG) ,  SVOBODA Hernan (Univ. Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  SURIAN Estela
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 2  ページ： 514-521  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超マルテンサイトステンレス鋼では,溶接後の熱処理(PWHT)として,マルテンサイトの完全な焼戻しとオーステナイトの高含有量を保証し,靱性を増加させ,硬度を低減するために,二重焼戻し処理が行われる。溶接後熱処理(単一および二重焼戻し)が超マルテンサイトステンレス鋼の機械的性質に及ぼす影響を調査した。熱処理は溶体化処理(1000°Cで60min)後,一次焼戻し処理(580°C~680°Cで15min),二次焼戻し処理(600°Cで15min)とし,X線回折による相分析,光学顕微鏡とSEMによるミクロ組織観察,硬さ測定,シャルピー衝撃試験,引張試験を行った。二次焼戻し処理を行うことによって,一次焼戻し処理のみに比べてオーステナイト含有量が著しく増加し,硬さと引張強度がわずかに低下したのみで,靭性と延性が著しく向上した。

シソーラス用語： マルテンサイト鋼 ,  *ステンレス鋼 ,  *溶接部 ,  溶着金属 ,  *焼なまし ,  マルテンサイト ,  焼戻 ,  オーステナイト ,  靱性 ,  押込硬さ ,  溶体化処理 ,  GMA溶接 ,  シャルピー試験 ,  引張強さ ,  *延性 ,  衝撃強さ ,  加熱温度 ,  後熱処理 ,  含有量 ,  依存性
準シソーラス用語： 含有量依存性 ,  溶接後熱処理

分類 (3件)： 溶接部  (WC07100I) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： マルテンサイトステンレス鋼 ,  溶接部 ,  機械的性質 ,  溶接後熱処理