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J-GLOBAL ID:201702212970307973   整理番号:17A0337204

酸素中のパルス放電を用いたオゾン発生器のエネルギー変換と温度依存性

Energy Conversion and Temperature Dependence in Ozone Generator Using Pulsed Discharge in Oxygen
著者 (3件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 33-43  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0746A  ISSN: 0191-9512  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オゾンは,不要な副生成物や残渣のない最も強い酸化剤および漂白剤の1つであり,飲料水処理,廃水処理,その他多くの用途に広く使用されている。このため,オゾンの発生効率を高める要求が急速に高まっている。現在のオゾン発生器での生成効率は低く,推定で総電気エネルギーの20%未満がオゾン合成に使用され,他は熱エネルギーとして放散される。オゾン生成に関しては多くの研究が行われているが,オゾン生成過程における感度係数,生成速度の温度依存性,詳細なエネルギー変換についての報告はなく,熱損失や熱の流れについては解明されていない。本稿では,パルス放電を用いたオゾン生成プロセスにおけるエネルギー変換とガス温度依存性を調べるために,プラズマ完全混合反応器に基づく自己整合モデルを開発した。数値計算結果は,実験によるオゾン濃度と一致し,エネルギー変換を検討し,感度および生成速度分析(ROP分析)を実施するためのモデルの妥当性を示していた。エネルギー変換効率ηlossとηgasの両方は,比エネルギーと入口ガス温度の上昇とともに,ηreactionを犠牲にして顕著に増加している。オゾンを合成するのにどれだけエネルギーが効率的かを表すηreactionは,比エネルギーが0.06 J/cm3から0.78J/cm3に変化したとき,入り口ガス温度298Kにおいて実質的に55.4%から27.7%に減少する対応するηlossおよびηgasは,それぞれ44.1%および3.5%から66.1%および6.2%に向上する。ηreactionの減少は,主に,比エネルギーおよび入口ガス温度の上昇による,放電ギャップにおけるガス温度の上昇に起因する。したがって,過剰な放電電力および比エネルギーは,オゾン生成には好ましくない。オゾン生成の反応経路は,種間の変換の程度を直接観察することで得られた。反応O3+O3=>O2+O2+O2とO3+O=>O2(b1Σ)+O2はオゾン分解にとって最も重要な反応であり,反応O+O2+O2=>O3+O2はオゾンを生成する最も重要な反応である。これらの反応によるオゾンの生成速度または分解速度は,平均ガス温度の上昇とともに直線的に増加する。
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分類 (1件):
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ガス化学工業 
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