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J-GLOBAL ID:201702212981567270   整理番号:17A1379147

二酸化窒素により増感されたエタンの着火遅れ時間と化学的反応速度の研究【Powered by NICT】

An ignition delay time and chemical kinetic study of ethane sensitized by nitrogen dioxide
著者 (6件):
資料名:
巻: 207  ページ: 389-401  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二酸化窒素(NO_2)は,内燃機関とガスタービンの燃焼におけるNOx汚染の主要な成分である。天然ガスの主成分であるエタンの着火への感作は,この実験及び速度論的研究で調べた。混合比NO_2:C_2H_6 0.3:1および1:1で,NO_2/C_2H_6/O_2/Ar混合物の着火遅れ時間は,衝撃波管で測定した。実験条件は圧力範囲(1.2 20atm),温度(950 1700K)と当量比(0.5 2.0)をカバーする。CH_4/NO_2(Deng.,2016)[14]の著者らの以前の研究と同様に,NO_2添加はエタンの反応性を促進し,特により高い圧力(p>5.0atm)と低温(T<1175K)での全体的活性化エネルギーを低下させたが,低圧力(1.0atm)と高い温度(T>1175K)で限られた影響を示した。NO_2添加の反対の効果を実験と異なる温度領域でのシミュレーションの両方で観察された。燃料リッチ混合物と比較して,NO_2添加は与えられたNO_2濃度下で希薄混合物の着火に及ぼす促進効果より顕著に示した。本研究で提案した四文献動力学機構と最新の機構は,新しい着火遅れ時間データと文献データをシミュレートするために比較した。全体として,提案したモデルは広い範囲の条件で種々の施設で測定した実験結果を再現することができた。提案したモデルは,NO_2とエタンの間の化学相互作用を明らかにするために感度と流束分析を行った。速度論的解析に基づいて,NO_2の影響を種々の条件で説明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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燃焼理論  ,  無触媒気相反応 
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