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J-GLOBAL ID：201702213041867705   整理番号：17A0617232

熱水法で合成したCeO₂微細構造のモフォロジーと室温強磁性に与える尿素の影響

Effect of urea on the morphology and room temperature ferromagnetism of CeO₂ microstructures synthesized by hydrothermal method

著者 (6件)： MENG Fanming (Anhui Univ., Hefei, CHN) ,  MENG Fanming (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  QIN Rui (Anhui Univ., Hefei, CHN) ,  FAN Zhenghua (Anhui Univ., Hefei, CHN) ,  ZHANG Cheng (Anhui Univ., Hefei, CHN) ,  SU Linfeng (Anhui Univ., Hefei, CHN)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Electronics  (Journal of Materials Science. Materials in Electronics)
巻： 28  号： 8  ページ： 6169-6175  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： W0003A  ISSN： 0957-4522  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々のモフォロジーのCeO₂微細構造を,熱水法で合成した。X線回折(XRD)と走査電子顕微鏡(SEM)でCeO₂試料の微細構造を調べ,沈殿剤と炭素源として用いた尿素の用量が,モフォロジーに重要な役割を果たすことを示した。紫外-可視(UV-Vis)吸収スペクトルから求めたCeO₂試料のバンドギャップ(E_g)は,バルクCeO₂のそれよりも小さかった。X線光電子分光(XPS)から,CeO₂の表面にCe³⁺イオンと酸素空孔が存在することが分かった。また,発光強度は尿素量の増加とともに低下した。合成したCeO₂はすべて室温強磁性(RTFM)を示し,飽和磁化はE_gとともに増加したが,ある値から逆に減少した。RTFMのメカニズムを,Ce³⁺イオンと酸素空孔に関連付けて提案した。

シソーラス用語： *水熱合成 ,  *微細構造 ,  *酸化セリウム ,  *室温 ,  *強磁性 ,  *モルフォロジー ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  X線光電子分光法 ,  *飽和磁化 ,  空格子点 ,  *磁性半導体 ,  結合エネルギー ,  Ramanスペクトル ,  紫外可視吸収スペクトル ,  磁気ヒステリシス ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 酸素空孔 ,  希釈磁性半導体

分類 (2件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱水 ,  微細構造 ,  モフォロジー ,  室温強磁性 ,  尿素