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J-GLOBAL ID:201702213044488306   整理番号:17A1964484

ドキソルビシン負荷オリゴヌクレオチド共役金ナノ粒子:結腸直腸癌治療のための有望なin vivoドラッグデリバリーシステム【Powered by NICT】

Doxorubicin-loaded oligonucleotide conjugated gold nanoparticles: A promising in vivo drug delivery system for colorectal cancer therapy
著者 (10件):
資料名:
巻: 142  ページ: 416-423  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0845A  ISSN: 0223-5234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,癌化学療法のためのドラッグデリバリーシステムとしての金ナノ粒子(AuNPs)に結合したドキソルビシン(DOX)を負荷したオリゴヌクレオチド(ONT)を提案した。DOXは代表的な癌化学療法剤の一つであり,ドラッグデリバリーシステムにおける化学療法剤として多くの研究者により広く使用されている。合成における簡単なステップ,高表面積対体積比,および生体適合性のようなAuNPsの利点のために,ドラッグデリバリー担体としてAuNPを利用した。AuNPは直径13nmであることを化学還元により合成した。G-Cリッチオリゴヌクレオチドは薬物負荷部位とAuNPキャッピング剤の両方に対して使用した。溶液中のDOXの80%はONT(ドキソルビシンオリゴマAuNP,DOA)で被覆したDOX負荷AuNPsとなったAuNPにONTに結合でき,負荷したDOXの約28%は,作製したままのDOAから放出された。共焦点顕微鏡観察は,DOAは細胞中に輸送され,最終的にDOXは細胞核中に放出されたことを示した。in vitro細胞毒性およびin vivoでの腫瘍増殖阻害のような薬物の有効性はSW480結腸癌細胞株および異種移植マウスモデルで実証された。MTTアッセイでは,DOAで24時間処理したSW480細胞に対して細胞毒性効果を確認するために実施し,細胞生存率は41.77%(p<0.001)であると決定した。DOAは担癌マウスに規則的に投与したところ,腫瘍増殖阻害度は腫瘍の大きさを測定することにより検討した。処理制御(T/C)比は0.69であることが分かった。このように,我々の結果は,結腸直腸癌治療のための有望なドラッグデリバリーシステムとしてのDOAの使用を示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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物理薬剤学  ,  高分子固体のその他の性質 

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