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J-GLOBAL ID：201702213070505676   整理番号：17A1562039

幼ブタにおけるブタ繁殖・呼吸障害症候群に対する応答の宿主遺伝学【Powered by NICT】

Host genetics of response to porcine reproductive and respiratory syndrome in nursery pigs

著者 (4件)： Dekkers Jack (Iowa State University, USA) ,  Rowland Raymond R.R. (Kansas State University, USA) ,  Lunney Joan K. (USDA-BARC, USA) ,  Plastow Graham (University of Alberta, Canada)
資料名： Veterinary Microbiology  (Veterinary Microbiology)
巻： 209  ページ： 107-113  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1255A  ISSN： 0378-1135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PRRSは米国養豚産業における最も費用のかかる疾患である。予防接種,バイオセキュリティと根絶努力は幾つかの成功を見せたが,PRRSウイルス株の変動性と感染性ではこれら施策の有効性を妨げてきた。追加と相補的努力としてブタの遺伝的選択の使用を提案した。いくつかの研究は,PRRS感染に対する宿主応答にはかなりの遺伝的成分を持ち,ゲノミクスにおける最近の進歩は,これらの遺伝的差異を見積もることができ,PRRSに対する宿主応答の理解を改善する機会を提供することを示した。研究は生殖PRRSに対する宿主応答の遺伝的基礎を理解することもが進行中であるが,本レビューの焦点は,PRRS宿主遺伝学コンソーシアムの一部として育成期および仕上げ期における相におけるPRRSに対する宿主応答で行った研究である。多数市販幼ブタの,深い表現型とゲノミクスとの併用による実験的感染を用いて,本研究は,PRRSに対する宿主応答と関連していることを主働遺伝子を同定した。さらに機能的ゲノミクス研究は,推定原因変異を有するとしてのGBP5遺伝子を同定した。GBP5は先天性免疫応答と関連している。その後の研究は,第二PRRSV株とPRRSVとPCV2bと幼ブタのPRRSワクチン接種および感染に対する宿主応答に及ぼすこのゲノム領域の影響を検証した。GBP5近傍の遺伝的マーカーは選択に使用するための産業に利用可能である。GBP5を越えた宿主応答における遺伝的差異は高度に多遺伝子性であるように見える,すなわちゲノムを横断する多くの遺伝子によって制御され,各小効果を示した。そのような効果はゲノムを越えて多数の遺伝的マーカーのゲノム予測を用いた選択プログラムに利用できる。PRRSに対する抗体応答の遺伝的基礎,PRRSに対する宿主応答を選択するための指標形質としては,ワクチン応答の利用につながる可能性があることを同定した追加研究。,遺伝子発現解析を含む他のゲノム分析はPRRSに対する宿主応答の違いと関連し,宿主応答の違いを理解し,利用に使用する遺伝子の遺伝子とモジュールを同定した。まとめると,これらの結果は,遺伝的選択は養豚業におけるPRRSと戦うための追加の補完的ツールであることを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *遺伝学 ,  抗体 ,  予防接種 ,  ゲノム ,  *遺伝 ,  ワクチン ,  変異 ,  *繁殖行動 ,  表現型 ,  感染 ,  アメリカ合衆国 ,  養豚 ,  自然免疫
準シソーラス用語： 宿主免疫応答 ,  PRRS , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ブタ ,  宿主遺伝学 ,  PRRS

分類 (2件)： ウイルスによる動物の伝染病  (FE02024R) ,  豚  (FD02040U)

タイトルに関連する用語 (6件)： ブタ ,  繁殖 ,  呼吸障害症候群 ,  応答 ,  宿主 ,  遺伝学