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J-GLOBAL ID:201702213076288451   整理番号:17A0979599

ガラス状ポリオール水溶液のポリアモルフィック転移におよぼす溶質の特性の影響

Effect of solute nature on the polyamorphic transition in glassy polyol aqueous solutions
著者 (1件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 064511-064511-10  発行年: 2017年08月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリオール(エチレングリコール,グリセリン,meso-エリトリトール,キシリトール,D-ソルビトール)のガラス状希薄水溶液の加圧低温におけるポリアモルフィック挙動を検討した。ガラス状水溶液の体積変化は圧力により連続的に変化するが,体積変化速度は緩やかなポリアモルフィック転移の開始圧力において不連続的な変化が見られた。低密度の液体状溶媒水および高密度の液体状溶媒水が転移において共存すると考えられた。さらに溶質の存在はポリアモルフィック転移を低圧側にシフトさせた。ポリアモルフィック転移におよぼす溶質の影響はエチレングリコール,グリセリン,meso-エリトリトール,キシリトール,D-ソルビトールの順序で増大した。従って溶質は液体水のポリアモルフィック状態の制御変数となり得る。この実験結果は純粋水の低密度と高密度の非晶質の間の準安定-平衡相境界が150Kにおいて従来の推定圧力よりも若干大きい0.22~0.23GPaに位置することを示唆した。さらに,溶質特性のポリアモルフィック転移に対する依存性がポリオール水溶液の常圧における均一系核形成温度に対する依存性と関連すると思われた。低密度液体の出現がIh氷核の出現領域と一致することから,低密度液体の生成がIh氷の核形成の前駆現象であることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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相転移・臨界現象一般  ,  その他の非晶質の構造  ,  非電解質水溶液 
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