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J-GLOBAL ID：201702213088852875   整理番号：17A0706049

熊本地震におけるコンビニエンスストアの運用実態と利用状況について

著者 (1件)： 廣田篤彦 (日本文理大 工)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 23  号： 54  ページ： 739-744  発行年： 2017年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熊本地震におけるコンビニエンスストア(コンビニ)の被害状況や復旧対応を研究した。被害が大きかった地域と中心市街地から調査対象店舗を抽出し,被害状況,避難者の参集・車中泊,来店目的・ニーズ,駐車場の開放・商品配布などの被災者対応等をアンケート調査した。その結果,1)対象コンビニでは発災後に急速に営業再開したこと,2)車中泊・長期に亘る避難者も多く地方都市特有の広い駐車場が一時避難の代替地として機能したこと,3)ライフラインの重要性が再確認されたこと,4)店の存在・営業が安心感を与え,心理的にも支えとなったこと,等の知見を得た。

シソーラス用語： *大地震 ,  *コンビニエンスストア ,  災害復旧 ,  *駐車場 ,  *災害対策 ,  避難 ,  防護施設 ,  職務 ,  情動 ,  地方都市 ,  地域社会
準シソーラス用語： 2016年熊本地震 ,  避難所 ,  営業 ,  車中泊 ,  安心感

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  商業建築,事務所建築  (RB05030K)

引用文献 (16件)：

• 1) 総務省:「平成16年(2004年)新潟県中越地震(確定版)」2009.10
• 2) 棒沢和彦ほか「新潟中越地震災害医療報告:下肢静脈エコー診療結果」新潟医学学会雑誌 第120巻 第1号 pp.14-20, 2006.1
• 3) 近藤康浩,小嶋勝朗,井上敏行,石井雅彦:「住宅地におけるコンビニエンスストアの立地及び消費者動向に関する研究」日本建築学術講演梗概集, F, pp.451-452,1991.9
• 4) 釜由記子,本間里見,両角光男,位寄和久:「熊本市におけるコンビニエンスストアの立地特性に関する研究」日本建築学会学術講演梗概集, F-1, pp.703-704,1999.9
• 5) 石崎研二:「コンビニエンスストアの品揃えと立地」日本建築学会建築雑誌Vol.116, No.1470, pp.22-25,2001.4

タイトルに関連する用語 (4件)： 熊本地震 ,  コンビニエンスストア ,  運用 ,  利用状況