文献

J-GLOBAL ID：201702213109773642   整理番号：17A1301347

異種アルミニウム合金の摩擦かくはん接合特性

Characteristics of Dissimilar Aluminum Alloy Joints by FSW

著者 (5件)： 畑中伸夫 (鳴門教大) ,  西本浩司 (阿南工高専) ,  西野精一 (阿南工高専) ,  森貞好昭 (大阪大 接合科研) ,  藤井英俊 (大阪大 接合科研)
資料名： 軽金属溶接  (Journal of Light Metal Welding)
巻： 55  号： 10  ページ： 392-400  発行年： 2017年10月16日 
JST資料番号： G0417A  ISSN： 0368-5306  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 摩擦攪拌接合では,各種の異種アルミニウム合金の接合が可能であり,多くの検討がなされている。2000系アルミニウム合金に関しても,他のアルミニウム合金と接合できれば,用途が大きく広がると考えられる。そこで本研究では,アルミニウム合金6061と2024の同種,異種摩擦攪拌接合をツール回転速度と接合速度を変化させて実施した。継手の接合強度と硬さ分布を測定,接合部のEDX観察を行った。その結果,1)6061の接合においては,広範なツール回転速度と接合速度で良好な接合を得ることができたが,継手効率は85%であった。2024の接合可能域は,6061に比べ狭くツール回転速度1000~1600rpm,接合速度240~360mm/min.であり,継手効率は79%であった。2)6061と2024の異種接合では,材料の配置により接合特性は大きく変化し,2024を前進側に配置した場合にのみ,広範な接合条件において良好な接合強度を得られた。などの知見を得た。

シソーラス用語： *摩擦撹拌溶接 ,  *アルミニウム合金 ,  *異種金属溶接 ,  溶接条件 ,  回転数 ,  溶接速度 ,  *接合部 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  引張強さ ,  硬度 ,  溶接継手 ,  溶接欠陥 ,  断面 ,  分析 ,  機械的性質 ,  *溶接性 ,  A2024 ,  A6061 ,  *継手効率 ,  rpm ,  条件 ,  速度 ,  強度 ,  欠陥 ,  *性質
準シソーラス用語： EDX分析 ,  回転速度 ,  硬さ分布 ,  毎分回転数

分類 (3件)： 溶接技術  (WC07030G) ,  溶接条件  (WC07080J) ,  溶接性,溶接性試験  (WC07070Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： アルミニウム合金 ,  摩擦かくはん接合