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J-GLOBAL ID:201702213134751814   整理番号:17A0861069

バージン樹脂およびプレコンシューマリサイクル樹脂ブレンド系における射出成形品の入口部位・終端部位の結晶構造および力学特性

The Inner Crystal Structures and Mechanical Properties of Entrance Zone and End Zone of Injection Molded Articles in Blend System of Virgin and Pre-Consumer Recycled Resin
著者 (6件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 225-232(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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わが国では,リサイクル樹脂とバージン樹脂とのブレンドは,マテリアルリサイクルを推進する上でも重要な手法と位置付けられている.しかしながら,バージン樹脂とリサイクル樹脂の混合比により,射出成形品の内部構造がどのように変化するのか,またそれが力学物性にどのような影響を与えるか,に関する研究はほとんどなされていない.さらに,射出成形品の最もせん断の高い樹脂入口部位と,最もせん断の低い終端部位において,これら特性に違いが生じるか否かに関する検討は行われたことがない.今回筆者らは,このようなバージン樹脂およびリサイクル樹脂のブレンド系に関し,射出成形品の樹脂入口部位と終端部位における内部構造と力学特性の評価を行った.その結果,リサイクル樹脂を混錬することにより,メソスケールでの内部構造が大きく変わることを見いだした.またこの変化は,バージン樹脂とリサイクル樹脂が十分に相溶していないことを示唆していることを見いだした.さらにリサイクル樹脂混練比としてもっともよく利用されている,リサイクル樹脂比率が70%の系において,入口部位と終端部位とでは力学物性値が異なることを見いだした.(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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ポリオレフィン  ,  自動車材料  ,  射出成形  ,  高分子固体の力学的性質 
引用文献 (9件):
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