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J-GLOBAL ID：201702213184426073   整理番号：17A1623556

北ロッキー山脈(アメリカ)における鉛の中期中新世の温暖化イベントへの植生の応答【Powered by NICT】

Vegetation response during the lead-up to the middle Miocene warming event in the Northern Rocky Mountains, USA

著者 (8件)： Harris Elisha B. (Burke Museum of Natural History and Culture, University of Washington, Seattle, WA 98195, USA) ,  Harris Elisha B. (Department of Biology, University of Washington, Seattle, WA 98195, USA) ,  Stromberg Caroline A.E. (Burke Museum of Natural History and Culture, University of Washington, Seattle, WA 98195, USA) ,  Stromberg Caroline A.E. (Department of Biology, University of Washington, Seattle, WA 98195, USA) ,  Sheldon Nathan D. (Department of Earth and Environmental Sciences, University of Michigan, Ann Arbor, MI 48109, USA) ,  Smith Selena Y. (Department of Earth and Environmental Sciences, University of Michigan, Ann Arbor, MI 48109, USA) ,  Smith Selena Y. (Museum of Paleontology, University of Michigan, Ann Arbor, MI 48109, USA) ,  Vilhena Daril A. (Department of Biology, University of Washington, Seattle, WA 98195, USA)
資料名： Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology  (Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology)
巻： 485  ページ： 401-415  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0621A  ISSN： 0031-0182  CODEN： PPPYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中期中新世気候最適(MMCO;初期温暖化開始約18Maと約17 14 0.75Maピーク温暖化)は,地球の最も最近の温室効果エピソード,より高い全球大気CO_2レベルへの一過的シフトと温暖,湿潤,気候条件の特徴を構成する。grass-dominated habitatの広がりと組み合わせて,MMCOはファウナとフローラの重要なターンオーバーと近代化をもたらすことが示唆されている。MMCO中の局所植生変化を記録はまれであり,この仮説はほとんど試験されていない。アイダホ州東部,Railroad峡谷断面(RCS)からの古土壌有機物からの植物化石群集とδ~13C記録を組み合わせる引上MMCO(22.9 15 2Ma,後期のArikareean初期Barstovian)に単一流域における植生組成と構造の最初の直接,詳細な,連続した長期記録を提供した。植物化石群集解析は,主にC_3pooids,イネ科植物は,中期中新世の植生を支配していることを示した。C_4PACMAD草は約21.6 20 0.7Ma(後期Arikareean)で存在し,断面を通じた豊度(診断植物化石の0.4 17.2%)で変化した。全体の比較的まれではあるが,PACMAD草は時間とともに有意に減少し,減少している珪藻豊度とpooidイネ科植物における増加と平行した。とは対照的に,古土壌δ~13C_orgは0 29.1%C_4植生を示す一貫した時間的変化であった。両植物化石と同位体推定値は同じ古土壌から作られた場合,それらは時間の誤差は多く(82%)以内であった;多くPACMADsはC_4草ではなかったが,代わりに水を愛するC_3種ならば,時間的傾向における明確な不一致は二記録の分解能の違いに起因するか,または説明することができた。全体として,これらのデータは,草本草原と開かれた森林と開放生息地モザイク植生は少なくとも初期中新世によるアメリカ,北ロッキー山脈で生じ,以前考えられていたより大平原におけるgrass-dominated habitatの普及のためのタイミングに匹敵することを示唆した。さらに,植物珪酸体のデータは,全体的な植生構造は,RCS,公表された古土壌形態データと一致を通して比較的安定していたことを示唆した。地域独特な花パターンにこの点は,地球規模の気候変化MMCOへから分離した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 流域 ,  *温暖化 ,  草原 ,  古土壌 ,  フローラ ,  イネ科 ,  *鉛 ,  生息場所 ,  経時変化 ,  土壌有機物 ,  植物化石 ,  気候 ,  形態 ,  珪藻類 ,  ファウナ

著者キーワード (5件)： 植物蛋白石 ,  安定同位体地球化学 ,  古植生 ,  古生態学 ,  鉄道キャニオン

分類 (2件)： 新生代  (DE03040C) ,  第三紀  (DE02060R)

タイトルに関連する用語 (8件)： ロッキー山脈 ,  アメリカ ,  鉛 ,  中期中新世 ,  温暖化 ,  イベント ,  植生 ,  応答