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J-GLOBAL ID：201702213244144503   整理番号：17A1612720

防災・消火設備と水 負圧予作動式スプリンクラーシステム(真空スプリンクラー)~誤作動による水損防止

著者 (1件)： 岡田博二 (ホーチキ)
資料名： 給排水設備研究
巻： 34  号： 3  ページ： 16-20  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： L5466A  ISSN： 1341-9005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火災以外の原因により水損被害発生の可能性がある従来型湿式と,それを改良した予作動式(乾式)のメリットを両立した負圧予作動式スプリンクラーシステム(「真空スプリンクラー」)について紹介した。2次側配管内部の消火水を大気圧より低い圧力の負圧水とすることで,ヘッドや配管が破損しても,負圧水は外部に放出されず,逆に外部の空気が配管内部に吸引され水損事故発生を防ぐ。「火災以外の異常時」(ヘッド破損等)および「火災時」のシステム動作を図解説明した。真空スプリンクラーの水損防止効果として,配管・ヘッド破損時の漏水軽減,腐食の抑制(ヘンリーの法則),異常昇圧防止について,それぞれ事例を示しながら説明した。最後に,既設湿式スプリンクラーから真空スプリンクラーへの改修工事の有用性として,配管延命措置の1つになり得る点と,変更工事は湿式の配管網の全面取替えより難易度が低い点を述べた。

シソーラス用語： *スプリンクラ設備 ,  *消火設備 ,  *負圧 ,  水圧 ,  腐食 ,  損害 ,  水漏れ ,  事例研究 ,  *改良 ,  防災 ,  火災
準シソーラス用語： 乾式スプリンクラー ,  自動消火設備 ,  湿式スプリンクラー ,  *真空スプリンクラー ,  負圧予作動式スプリンクラー

分類 (1件)： 電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備  (RB06030R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 防災 ,  消火設備 ,  水 ,  負圧 ,  スプリンクラー ,  真空 ,  誤作動