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J-GLOBAL ID:201702213306410428   整理番号:17A1127786

食道手術を受けている患者における術後心房細動と頻拍,と血漿IL-6上昇の発生に及ぼすランジオロール投与の抑制効果:無作為化対照臨床試験【Powered by NICT】

The suppressive effects of landiolol administration on the occurrence of postoperative atrial fibrillation and tachycardia, and plasma IL-6 elevation in patients undergoing esophageal surgery: A randomized controlled clinical trial
著者 (6件):
資料名:
巻: 38  ページ: 111-116  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3377A  ISSN: 0952-8180  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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周術期ランジオロール投与は食道癌手術を受けた患者における術後心房細動(AF)と血漿サイトカイン上昇を抑制するかを検討する。前向き無作為化比較試験。秋田大学医学部附属病院,秋田,日本,2012年4月から2015年1月。四十American Society for選択的食道切除術を受けた麻酔グレードI~IIの患者。患者を無作為に二群,ランジオロール群(ランジオロール:5μg/kg/min)と対照群(覆われた生理食塩水の同じ体積)に分けた。ランジオロールまたは生理食塩水は翌朝まで麻酔導入から連続的に注入した。AFと洞性頻脈の新規発症を検討し,手術直前のサイトカインの血漿中濃度(IL-1β,IL-6,IL-8,IL-10,およびTNF-α)を測定し,手術後の手術,翌日,2日の終了時。データ(平均±SD)は二元配置分散分析と「は事後比較のため試験Bonferroni,を用いて解析した。P<0.05を統計的に有意と考えられた。人口統計学的データはランジオロール群と対照群間に類似していた。AFの発生率は,対照群(7/20=35%)と同様に洞性頻脈(ランジオロール群0/19=0%vs.対照群,5/20=25%)と比較してランジオロール群(1/19=5.3%)で有意に低かった。手術終了時の血漿IL-6レベルは対照群と比較してランジオロール群で有意に低かったが,他の血漿サイトカインレベルは全研究期間中に二群間で同様であった。周術期ランジオロール投与は,AFの新規発症と同様に洞性頻脈,および食道癌手術を受けている患者における血漿IL-6上昇の発生率を抑制した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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