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J-GLOBAL ID:201702213338808618   整理番号:17A1189605

中国における血流感染から回収したEscherichia coliとKlebsiella pneumoniaeのmcr1の有病率:多施設縦断的研究【Powered by NICT】

Prevalence of mcr-1 in Escherichia coli and Klebsiella pneumoniae recovered from bloodstream infections in China: a multicentre longitudinal study
著者 (11件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 400-410  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3107A  ISSN: 1473-3099  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリミキシン系抗生物質は,多剤耐性グラム陰性細菌による感染症を治療するための最後の治療法として使用されている。プラスミドコリスチン耐性決定因子MCR1は中国における腸内細菌科で同定されている。た本研究は,中国の血流感染患者から臨床分離株におけるmcr1遺伝子の有病率を調べた。Escherichia coliおよびKlebsiella pneumoniaeの臨床分離株は中国の28病院における血流感染患者から採取した,微量希釈とmcr1遺伝子の存在をPCR増幅により培養液によるコリスチン耐性をスクリーニングした。遺伝子型,感受性試験,臨床データ解析へのmcr1陽性単離菌を行った。サザンブロットハイブリダイゼーションとmcr1の遺伝的位置を確立し,フィルタ交配,エレクトロポレーション,およびDNA配列決定を用いたmcr1を含むプラスミドを解析した。2066株,1495E coli分離株からなる571K.pneumoniae分離株を収集した。1495大腸菌分離菌の内,20(1%)はmcr1陽性であったが,571K.pneumoniae分離株の中で唯一のもの(<1%)mcr1陽性分離株を検出した。全てmcr1陽性大腸菌とK.pneumoniae分離株はコリスチンに耐性であり,4 32mg/Lの範囲で最小発育阻止濃度値,以下または006mg/Lに等しい最小発育阻止濃度を有することを一つの大腸菌分離株を除いてした。全21mcr1陽性単離菌はチゲサイクリンに感受性を有したが,20分離株(95%)はカルバペネムとβ-ラクタマーゼ阻害剤併用ピペラシリンとタゾバクタムに感受性であった。mcr1陽性大腸菌分離菌はまたNDM5,β-ラクタム抗生物質に対する耐性を付与することを生成した。21mcr1陽性単離菌はクローン的に多様化しており,二種類のプラスミド,33kb IncX4プラスミドと61kb Inc12プラスミドのmcr1を持っていた。mcr1陽性単離菌による血流感染症患者の30日死亡率はゼロであった。血流感染からmcr1陽性単離菌はまれであった,散発性,および多くの抗菌薬に感受性を有した。,K.pneumoniaeよりもむしろ,E coliはmcr1遺伝子の主要な宿主であった。この新しい抵抗性遺伝子の臨床的影響を明らかにするためにさらなる研究が必要である。中国の国立自然科学財団。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  犬・猫  ,  疫学  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究  ,  動物の伝染病一般 

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