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J-GLOBAL ID：201702213350602316   整理番号：17A1205095

試料調製における炭素電極誘電泳動の使用に関する製作課題及び展望

Fabrication challenges and perspectives on the use of carbon-electrode dielectrophoresis in sample preparation

著者 (1件)： MARTINEZ-DUARTE Rodrigo (Clemson Univ., SC, USA)
資料名： IET Nanobiotechnology  (IET Nanobiotechnology)
巻： 11  号： 2  ページ： 127-133  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： W1395B  ISSN： 1751-8741  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： このレビューにおいて,三次元(3D)炭素電極誘電泳動(carbonDEP)を微生物及びDNAの濃縮及び精製に関して示した。現在の実験プロトコルは敗血症及び食品/環境汚染の原因の究明のような診断適用における試料調製モジュールとして有望であることを示した。carbonDEPは他の誘電泳動(DEP)よりも次の理由により優れていることを提示した。すなわち,i)材料コストが低い,ii)ガラス状炭素はDEPにおいてしばしば使用される貴金属よりも電気化学的に安定材料であり,iii)製作プロセスは相対的に容易且つ高い再現性があり,iv)carbonDEPは運転に関して高電圧電力源を必要としなかった。一方,欠点として,i)金属と比較して炭素の高い電気抵抗力,ii)基質のコスト及びiii)炭化の間の前駆物質の収縮による小ギャップの形成の問題が存在した。診断適用のための試料調製において実行可能な実際的解決法となるために,carbonDEPのスループットを増強し,全体的コストを削減するためにさらなる研究が必要である。

シソーラス用語： *炭素電極 ,  *電気泳動 ,  *試料調製 ,  マイクロチャネル ,  計測 ,  食品汚染 ,  環境汚染 ,  敗血症 ,  特性 ,  生産工程 ,  再現性 ,  原価低減 ,  プロトコル ,  細菌感染症
準シソーラス用語： ハイスループット法 ,  電気化学的性質 ,  *誘電泳動

分類 (2件)： 分析化学一般  (CC02010H) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 試料調製 ,  炭素電極 ,  誘電泳動 ,  製作 ,  展望