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J-GLOBAL ID：201702213361769206   整理番号：17A1402400

ダイレクトなクリアジュース:サトウキビ浸出機における透明な糖汁製造で得られた経験の要約

Direct clear juice: a summary of experiences gained in the production of clear juice in a sugarcane diffuser

著者 (2件)： JENSEN Paul (Tongaat Hulett Sugar, KwaZulu-Natal, ZAF) ,  DAVIS Steve B. (Sugar Milling Res. Inst. NPC, Durban, ZAF)
資料名： Sugar Industry  (Sugar Industry)
巻： 142  号： 9  ページ： 527,530-533  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： E0450B  ISSN： 0344-8657  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 在来のサトウキビ浸出機を利用する製糖工場では懸濁物質(SS)及び他の非糖質は沈降浸出機で固形分を分離する前に石灰と凝集剤を加えてドラフトジュース(DJ)から除去する。その後のクリアジュース(CJ)は蒸発と結晶化を経て原糖となる。ダイレクトなクリアジュース(DCJ)製糖工場では浸出機のジュースから非糖質は直接除去されるため,浸出機から出るDCJは追加の精製工程を必要とせず,二次加工が可能になる。2011年に南アフリカ製糖研究所(SMRI)において実験室規模の試験で成功を収めた後,MaidstoneのTongaat Hulett社設計の浸出機を改良してフルスケールのDCJ試験を行った。在来法と同程度の色,濁度及びpH値のジュースが浸出機から直接得られた。歩留りの低下は観察されなかった。DCJ中のbagacillo濃度は83mg/Lと異常に高く,直接消費のブラウンシュガーとするにはスクリーンを用いて細かい繊維質を除去し10mg/L未満にする必要がある。SMRIのDCJ技術については多くの製糖国において特許申請済みである。

シソーラス用語： *ディフューザ ,  *分離装置 ,  *糖汁 ,  糖汁清浄 ,  サトウキビ ,  懸濁物質 ,  *製糖 ,  *製糖機械 ,  *製糖工場 ,  実用化試験 ,  南アフリカ共和国 ,  特許出願
準シソーラス用語： *浸出機 ,  *サトウキビ搾汁 ,  沈降分離装置 ,  特許申請

分類 (2件)： 食品の品質  (FJ01040F) ,  砂糖  (FJ05010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： ジュース ,  サトウキビ ,  浸出機 ,  糖汁 ,  経験