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J-GLOBAL ID：201702213407595511   整理番号：17A0495063

マルチチャンネルビデオエンコーダにおけるチャンネル間映像品質均一化によるビットレートの削減手法

著者 (9件)： 佐野卓 (NTT) ,  大西隆之 (NTT) ,  新田高庸 (NTT) ,  新田高庸 (NTTエレクトロニクス) ,  岩崎裕江 (NTT) ,  池田充郎 (NTT) ,  清水淳 (NTT) ,  上倉一人 (NTT) ,  上倉一人 (東京工芸大)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D(Web)
巻： J100-D  号： 3  ページ： 427-435 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： U0473A  ISSN： 1881-0225  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文ではH.264/AVCマルチチャンネルビデオエンコーダ装置におけるチャンネル間符号量制御機能を提案する。本提案方式では各チャンネルの映像特性に応じて各単体エンコーダの目標符号量を適応的に設定することで,それぞれの映像品質を均一に近づける効果がある。本提案方式は,各チャンネルに均等割りしたビットレートで符号化した場合と比較して2チャンネル動作の場合で約7.04%,4チャンネル動作の場合で10.52%の符号化効率向上を実現した。また,4チャンネル動作における4K映像の主観画質評価においても本提案方式の有効性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *符号器 ,  チャネル ,  多重化 ,  画質 ,  *画像処理 ,  改良 ,  *評価 ,  効率 ,  伝送速度 ,  *制御 ,  国際規格 ,  画像圧縮
準シソーラス用語： H.264/AVC ,  *チャンネル間符号量制御 ,  ビットレート ,  *ビデオエンコーダ ,  マルチチャネル ,  画質改善 ,  *画質制御 ,  *画質評価 ,  符号化効率 ,  符号量

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (9件)：

• S. Naito and S. Matsumoto, “Advanced rate control technologies for 3D-HDTV digital coding based on MPEG-2 multi-view profile,” ICIP 99, vol.1, pp.281-285, 1999.
• J. Yang, X. Fang, and H. Xiong, “A joint rate control scheme for H.264 encoding of multiple video sequences,” IEEE Trans. Consum. Electron., vol.51, pp.617-623, 2005.
• L. Wang and A. Vincent, “Bit allocation and constraints for joint coding of multiple video programs,” IEEE Trans. Circuits Syst. Video Technol., vol.9, no.6, Sept. 1999.
• S. Park and D. Sim, “An efficient rate-control algorithm for multi-view video coding,” ISCE 2009, pp.115-118, 2009.
• J. Zdepski, D. Raychaudhuri, and K. Joseph, “Design of statistically based buffer control policies for compressed digital video,” ICC’89, pp.1343-1349, 1989.

タイトルに関連する用語 (5件)： チャンネル ,  映像品質 ,  均一化 ,  ビットレート ,  手法