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J-GLOBAL ID:201702213438413640   整理番号:17A0618392

CRISPR RNA誘導型のプログラム可能なデアミナーゼの全ゲノム的標的特異性

Genome-wide target specificities of CRISPR RNA-guided programmable deaminases
著者 (11件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 475-480  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Cas9と連結させたデアミナーゼは塩基エディターとも呼ばれ,真核細胞ゲノムの一塩基の選択的変異を可能にする。しかし,そのオフターゲット活性はほとんど知られていない。今回我々は,分解ゲノム配列解読(Digenome-seq)に手を加え,Cas9ニッカーゼ(nCas9)およびデアミナーゼAPOBEC1で構成されるプログラム可能なデアミナーゼの特異性をヒトゲノムで評価した。ゲノムDNAをその塩基エディター,およびDNAを操作する酵素の混合物を用いてin vitroで処理し,ウラシル含有部位でDNA二本鎖切断(DSB)を導入した。続いて,全ゲノム配列解読データからオフターゲット部位をコンピューターで特定した。7種類のシングルガイドRNA(sgRNA)を調べたところ,rAPOBEC1-nCas9塩基エディターの特異性が高く,各sgRNAに関してヒトゲノムで誘発したシトシン・ウラシル変換がわずか18±9カ所であることが分かった。Digenome-seqは,置換頻度が0.1%のオフターゲット部位を捕捉するのに十分な感度を有していた。注目されるのは,塩基エディターのオフターゲット部位がCas9単独の場合とは異なっていることが多く,その全ゲノム的特異性の独立した評価が必要となることである。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (1件):
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遺伝子操作 

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