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J-GLOBAL ID:201702213447313437   整理番号:17A1001380

シアン色と非シアン色の葉における高い日射量に対する分子的と生理学的な応答メカニズムの解明: 赤バジルと緑バジルに関する事例研究

Dissecting molecular and physiological response mechanisms to high solar radiation in cyanic and acyanic leaves: a case study on red and green basil
著者 (12件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 2425-2437  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バジルには,緑色葉の品種「ティグッリオ」と赤色葉の品種「レッドルーピン」が存在する。本研究では,これらの2品種を供試して,高い日射量に対する生理学的と分子的な応答メカニズムについて調査した。その結果,赤バジルは,緑バジルと比べて,葉肉コンダクタンスが低いことがわかった。高い日射量に対して,緑バジルでは光合成量が減少した。メチルエリスリトールリン酸経路は,緑バジルのビオラキサンチンサイクル色素の合成,赤バジルのネオキサンチンやルテインの合成を促進した。これによって,緑バジルは,過剰な日射エネルギーを効果的に処理し,赤バジルは,光収穫と光防護の最適化が可能となった。緑バジルは,アブシジン酸(ABA)酸化の減少によって気孔閉鎖が大きいことも示された。こうした結果から,アントシアニンとフラボノール生合成との間に存在する強い競合が示唆された。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  光合成  ,  遺伝子発現 

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