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J-GLOBAL ID:201702213475138762   整理番号:17A1613065

製鋼スラグへの石灰石の溶解挙動

Dissolution Behavior of Lime into Steelmaking Slag
著者 (1件):
資料名:
巻: 57  号: 10  ページ: 1670-1676(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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過去50年以上に亘ってスラグ中の石灰石の溶解を明確にするための多くの研究がなされてきた。本論文においては,石灰石の溶解を高めることに関するこれまでの研究をレビューしている。これらの研究の目的は,新しい技術を検証するための工業的試験と溶解機構を明確にするための研究室試験の2つに分けられる。溶解を向上させるための唯一の実現可能な方法は界面面積を増大させることである。この目的のために,表面積を増大させるための種々の方法が試行されてきており,これらには石灰石サイズの低減;粉末吹込あるいは注入;か焼条件の制御;および予融解フラックスの適用,が含まれる。これらの中で,粉末吹込および精錬スラグの再利用は最も効果的な手法である。基礎実験に対しては,スラグ中への回転ロッドの浸漬,円形回転ロッドを有する石灰石立方体の浸漬,およびガスバブリングの下でのスラグへの石灰石の添加,が実施されてきた。石灰石溶解の機構および律速段階は次第に明確になった:ケイ酸ニカルシウム相の破壊は石灰石の溶解を促進するために重要である。撹拌促進流体流れおよび生石灰の内部のCO2の形成がこの破壊の機構ととして提案されている。(翻訳著者抄録)
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製鋼 
引用文献 (38件):
  • 1) Farlex: The free dictionary, http://www.thefreedictionary.com/quicklime, (accessed 2017-02-17).
  • 2) J. S. Chen, H. C. Ho, T. K. Hsu, B. L. Hsu, N. P. Lee and I. Y. Chen: Proc. 8th European Slag (EUROSLAG) Conf., EUROSLAG, Duisburg, (2015).
  • 3) I. Z. Yildirim and M. Prezzi: Adv. Civ. Eng., 2011 (2011), 13, http://dx.doi.org/10.1155/2011/463638.
  • 4) S. Maehara, K. Wakabayashi, T. Kotani, K. Tagiri and S. Narita: Tetsu-to-Hagané, 46 (1960), 283.
  • 5) T. Suzuki, A. Sato, M. Miyata and A. Ota: CAMP-ISIJ, 28 (2015), 661, CD-ROM.
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