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J-GLOBAL ID：201702213502465703   整理番号：17A1488071

癌アポトーシスを標的とする南インド黒ウコン(Curcuma caesia Roxb.)からの植物化学物質の薬理学的評価【Powered by NICT】

Pharmacological evaluation of phytochemicals from South Indian Black Turmeric (Curcuma caesia Roxb.) to target cancer apoptosis

著者 (3件)： Mukunthan K.S. (Department of Biotechnology, Manipal Institute of Technology, Manipal University, Manipal, Karnataka 576104, India) ,  Satyan R.S. (Parikshan, C-53, T.V.K. Industrial Estate, Guindy, Chennai, Tamil Nadu, India) ,  Patel T.N. (Division of Medical Biotechnology, School of Bioscience and Technology, VIT University, Vellore, Tamil Nadu, India)
資料名： Journal of Ethnopharmacology  (Journal of Ethnopharmacology)
巻： 209  ページ： 82-90  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0042A  ISSN： 0378-8741  CODEN： JETHDA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウコンcaesia Roxb.(ブラックウコン)科の多年生草本ショウガ科は,インドの固有種である。C.caesiaはインド亜大陸で一般的に香辛料,保存料及び着色剤として使用されている。この絶滅危惧種の薬物能力および毒性プロファイルのような機能的パラメトリック薬理学的評価はほとんど報告されていない。本研究では,全酸化防止活性(TAO)法によるフリーラジカル消去能を試験した乾燥C.caesia根茎すなわちヘキサン,酢酸エチル,メタノールおよび水の全抽出物の中でヘキサン根茎抽出物(HRE)は顕著な活性を有することが分かった(1200mgアスコルビン酸当量/100g)。三種の癌細胞株と対照細胞線を横切るMTTアッセイにおいて,HREは癌細胞でのみ用量依存的阻害を示し,HepG2細胞株(IC50:0976μg/mL)の顕著な活性を示した。さらに,ウエスタンブロットとフローサイトメトリー実験はプログラム細胞死(PCD)の多点ミトコンドリア仲介内因性経路による示唆としてHREはG2/M相と共に細胞アポトーシスでの細胞停止を誘導することを証明した。HREのガスクロマトグラフィー-質量分光光度法(GC MS)分析はチューブリン(1SA0)と上皮成長因子受容体/EGFR(1xkk)を用いたin silico結合した時,元の配位子との非常に密接な結合を示す二十化合物を示唆した。著者らの結果は,癌の進行を遅延させるために薬物発見のより合理的な応用のために有益である可能性があることをHREの毒性機構の重要な証拠を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 吸光分光分析 ,  ミトコンドリア ,  *インド ,  *アポトーシス ,  ウェスタンブロット法 ,  *薬理学 ,  根茎 ,  *ウコン ,  フローサイトメトリー ,  毒性 ,  HepG2細胞 ,  脂肪族アルコール ,  アルカン
準シソーラス用語： 抽出物 ,  抗酸化活性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Curcuma caesia Roxb. ,  ヘキサン根茎抽出物(HRE) ,  GC-MS ,  分子ドッキング ,  チューブリンとEGFRチロシンキナーゼ

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (2件)： メタノール ,  ヘキサン

タイトルに関連する用語 (9件)： 癌 ,  アポトーシス ,  標的 ,  南インド ,  黒ウコン ,  Curcuma ,  植物化学物質 ,  薬理学 ,  評価