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J-GLOBAL ID：201702213519031766   整理番号：17A0127440

WAMとWAVEWATCH IIIによる推算波浪の再現特性

著者 (8件)： 鈴木善光 ((一財)沿岸技術研究センター波浪情報部) ,  高山知司 ((一財)沿岸技術研究センター沿岸防災技術研究所) ,  吉永泰祐 ((一財)沿岸技術研究センター波浪情報部) ,  岡田弘三 ((一財)沿岸技術研究センター波浪情報部) ,  窪田和彦 ((一財)沿岸技術研究センター波浪情報部) ,  宇都宮好博 ((一財)日本気象協会事業本部防災ソリューション事業部) ,  松藤絵理子 ((一財)日本気象協会事業本部防災ソリューション事業部) ,  君塚政文 ((一財)日本気象協会事業本部防災ソリューション事業部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_265-I_270(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,第3世代波浪モデルWAMとWW3を用いて波浪の再現性を検討し,設計波浪の算定や波浪予測における両モデルの適用性を調べた.近年日本周辺に高波浪をもたらした台風や低気圧,冬季風浪の異常時および常時について,各モデルの波浪追算を行った.波浪推算結果とナウファスGPS波浪計および沿岸波浪計の観測値との比較により,両モデルの波浪推算特性,特にうねり性波浪に対する再現性と課題を明らかにした.その結果,異常時の多くのケースでは,WW3のピーク時波高や全期間の周期で実測値とよく一致していること,また一部のケースでは,波高のピークで過大評価であることを示した.過大評価については,対象事例を増やし,その原因を究明しておく必要がある.(著者抄録)

シソーラス用語： *波浪 ,  *推定 ,  *モデル ,  *再現性 ,  特性 ,  波浪予報 ,  波浪計 ,  沿岸 ,  海洋モデル ,  計算モデル ,  設計
準シソーラス用語： GPS波浪計 ,  WAM ,  WAVEWATCH III ,  WW3 ,  沿岸波浪計 ,  再現特性 ,  推算波浪 ,  設計波浪 ,  波浪モデル ,  波浪推算 ,  波浪推算モデル

著者キーワード (5件)： wave reproduction properties ,  third generation wave models ,  abnormal weather cases ,  swell ,  GPS buoy

分類 (1件)： 波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (10件)：

• 1) 竹内仁,高野洋雄,山根彩子,松枝聡子,板倉太子,宇都宮忠吉,金子秀毅,長屋保幸:日本周辺海域における波浪特性の基礎調査及び波浪モデルの現状と展望,測候時報,第79巻特別号,pp.S25-S58,2012.
• 2) 江口一平,岡田弘三,中田琢志,内田洋平,窪田和彦,宇都宮好博:沿岸気象海象情報配信システムの高度化,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,pp. I_61-I_66,2014.
• 3) 中嶋周作,稲葉真一,島谷学,力石大彦,坂本登:洋上風力発電設備の保守点検における波浪予測システムの活用とアクセスの実態について,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 71,No. 2,pp. I_149-I_154,2015.
• 4) 間瀬肇,木村雄一郎,Tracey H. Tom,小川和幸:GFS-WRF-SWAN援用波浪推算システムの構築と検証,海岸工学論文集,第52巻,pp. 181-185,2005.
• 5) 岐阜大学:岐阜大学が発信する東海地方沿岸波浪予報,[ http://net.cive.gifu-u.ac.jp/forecast_coast.html ],参照2016-04-01.

タイトルに関連する用語 (1件)： 波浪