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J-GLOBAL ID：201702213554710439   整理番号：17A0654234

模擬好気性分解中の原油中酸性化合物の変化: 半定量的アニオンESI FT-ICR MSによるモニタリング

Variations of Acidic Compounds in Crude Oil during Simulated Aerobic Biodegradation: Monitored by Semiquantiative Negative-Ion ESI FT-ICR MS

著者 (5件)： PAN Yinhua (Guangzhou Inst. Geochemistry, Chinese Acad. Sci., Guangzhou, CHN) ,  PAN Yinhua (Univ. Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  PAN Yinhua (Sinopec Petroleum Exploration & Production Res. Inst., Jiangsu, CHN) ,  LIAO Yuhong (Guangzhou Inst. Geochemistry, Chinese Acad. Sci., Guangzhou, CHN) ,  SHI Quan (China Univ. Petroleum, Beijing, CHN)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 31  号： 2  ページ： 1126-1135  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 好気性条件における原油の生物分解機構の調査を目的に模擬生物分解試験を行った。用いた中国遼河盆地産原油はn-アルカンがほぼ枯渇しており,n-アルカン生物分解機構の研究に適する。軽度から中程度に生物分解した油をアニオンESI FT-ICR MSとガスクロマトグラフィーを用いて特徴付けた。その結果,n-アルカンはβ酸化を経てn-脂肪酸に,またはω酸化を経てヒドロキシ酸とジカルボン酸に分解されることが分かった。1~3の二重結合当量を持つC₃₃~C₃₈の炭素数領域に高い相対存在量を示す細菌代謝物と推定されるO₃類種が見出された。これは細菌活性の明瞭な指標となり得る。カルバゾールのような中性窒素化合物は生物分解過程でほとんど減少しなかった。

シソーラス用語： *原油 ,  *生物分解 ,  *好気性 ,  微生物 ,  シミュレーション ,  監視 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  FT-ICR質量分析 ,  ガスクロマトグラフィー ,  アルカン ,  β酸化 ,  脂肪酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ジカルボン酸 ,  代謝産物 ,  生物活性 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： n-アルカン ,  オメガ酸化 ,  好気性分解 ,  細菌活性

分類 (2件)： 変性プロセス  (YF02040T) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

物質索引 (1件)： カルバゾール

タイトルに関連する用語 (6件)： 好気性分解 ,  原油 ,  酸性 ,  定量 ,  アニオン ,  モニタリング