文献

J-GLOBAL ID：201702213599359138   整理番号：17A1559263

ゲノム編集による作物改良のための定量的形質変動工学【Powered by NICT】

Engineering Quantitative Trait Variation for Crop Improvement by Genome Editing

著者 (5件)： Rodriguez-Leal Daniel (Cold Spring Harbor Laboratory, Cold Spring Harbor, NY 11724, USA) ,  Lemmon Zachary H. (Cold Spring Harbor Laboratory, Cold Spring Harbor, NY 11724, USA) ,  Man Jarrett (Biology Department, University of Massachusetts Amherst, Amherst, MA 01003, USA) ,  Bartlett Madelaine E. (Biology Department, University of Massachusetts Amherst, Amherst, MA 01003, USA) ,  Lippman Zachary B. (Cold Spring Harbor Laboratory, Cold Spring Harbor, NY 11724, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 171  号： 2  ページ： 470-480.e8  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 作物収率の主要な進歩は今後数十年が必要である。しかし,植物育種は現在遺伝子調節領域におけるまれな自然発生変異の困難な選択に依存する量的形質における漸進的な改善によって制限される。ここでは,プロモーターのCRISPR/Cas9ゲノム編集は育種のための有益な定量的変化を提供する多様なシス調節対立遺伝子を生成することを示した。トマトにおける三つの主要な生産性形質を調節する遺伝子の多数のプロモーター変異体の表現型影響を迅速に評価するための,ヘテロ接合性の機能消失変異体背景におけるCas9活性の継代遺伝率を利用した単純な遺伝的方式を考案した:果実の大きさ,花序分岐,および植物構造。提案アプローチでは,導入遺伝子のない植物における新規対立遺伝子と収量構成要素の微細操作の即時選択と固定を可能にした。多様な農業形質の変動を強化するプラットフォームを越えて,著者らの知見は,遺伝子調節変化の間の複雑な関係と量的形質の制御を解明するための基礎を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 収量構成要素 ,  表現型 ,  変異 ,  対立遺伝子 ,  作物育種 ,  プロモーター領域 ,  トマト ,  *遺伝的調節 ,  遺伝率 ,  遺伝子 ,  遺伝
準シソーラス用語： 農業形質 ,  Cas9 ,  *量的遺伝形質 ,  *ゲノムエディティング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： CRISPR/Cas9 ,  シス調節 ,  トマト ,  QTL(量的形質遺伝子座) ,  定量的変動 ,  栽培化 ,  育種 ,  開花 ,  花序 ,  果実の大きさ

分類 (2件)： 遺伝的変異  (EC01030Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： ゲノム編集 ,  作物 ,  量的形質 ,  工学