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J-GLOBAL ID:201702213627328401   整理番号:17A0695468

Power Iterationの収束加速法に関する検討

A study on accelerating convergence of power iteration
著者 (2件):
資料名:
巻: 2017  号: CVIM-206  ページ: Vol.2017-CVIM-206,No.9,1-7 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月02日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報告ではPower Iterationによる第1固有値,固有ベクトル計算の高速化について検討する。パターン認識やコンピュータ・ビジョンの問題には,主成分分析や判別分析など,固有値問題に帰着する問題は多数存在する。通常,n×nの行列の固有値問題を解く際には,QR分解など全ての非ゼロ固有値に対応する固有ベクトルを求めるO(n3)のアルゴリズムがよく使われる。しかし,行列の第1固有ベクトルのみが必要なタスクも多くあり,そのようなタスクでは,計算量がO(n2)であるPower Iterationを用いることができる。これは,適当な初期ベクトルx0に行列Aを左から十分な回数かけ,Anx0/||Anx0||が収束するまで計算を反復する手法である。この結果はAの第1固有ベクトルに収束することが知られている。Power Iterationは,Aの第1固有値と,他の固有値の比の絶対値によって,収束の速度が変化する。例えば,第1固有値と第2固有値の比の絶対値が1に近い場合,収束に要する回数が増大する。この問題を回避する二通りの方法がある。一つは,数列の収束加速法を用いる方法,もう一つは,行列Aの固有値をずらすことで収束回数を減らす方法である。本報告では,これらの手法を融合することによるさらなる高速化法を提案し,収束に要する行列とベクトルの乗算回数について,実験を通じて比較し,オリジナルのPower Iterationよりも少なくとも2倍以上の高速化ができることを確認した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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数値計算  ,  パターン認識 
引用文献 (8件):
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