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J-GLOBAL ID:201702213639126820   整理番号:17A1137932

九州北部,大牟田地域の広域変成複合岩体の変成条件

Metamorphic condition of a regional metamorphic complex in the Omuta district in northern Kyushu, southwest Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: ROMBUNNO.12204  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0525A  ISSN: 1440-1738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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九州北部,大牟田地域には高温変成複合岩体が産する。泥質岩の鉱物組合せに基づいて,北から南へ向けて変成度が上昇する三つの変成帯,すなわち緑泥石帯,白雲母紅柱石帯と珪線石K長石帯に定義した。二アイソグラッド傾向はほぼ東西で,変成複合岩体と南東に位置する玉名花崗閃緑岩との間の境界に斜交する。白雲母紅柱石帯と珪線石K長石帯に生じる二泥質岩の変成条件は510±30°C,300±60MPaと720±30°C,620±60MPaとそれぞれ推定した。熱力学的考察は,同じ地質温度圧力計の使用は,320±10MPaとして試料間の圧力の差の正確な決定を可能にすることを明らかにした。これは泥質試料は試料地域間6.8kmの地理的距離よりも有意に大きいことを11-12kmの異なる深さで変成作用を受けたことを示した。これはまた地殻の薄化は高温変成作用後に生じたことを示唆した。それ故,この高温変成複合岩体は静的接触変成作用ではなく,動的広域変成作用であると結論される。岩石学的および年代学的類似性と組み合わせた本研究の結果は,この複合岩体が広域領家変成作用を受けたことを意味している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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岩石成因論 
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