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J-GLOBAL ID：201702213656939750   整理番号：17A1606783

ビスマスフェライトの欠陥形成に関連した輸送及び磁気特性に及ぼすSrドーピングの役割

Role of Sr doping on transport and magnetic properties of bismuth ferrite in correlation with defect formation

著者 (6件)： HEGAB A. F. (National Res. Center, Cairo, EGY) ,  FARAG I. S. Ahmed (National Res. Center, Cairo, EGY) ,  EL-SHABINY A. M. (National Res. Center, Cairo, EGY) ,  NASSAAR A. M. (El-Azhar Univ., Cairo, EGY) ,  RAMADAN A. A. (Helwan Univ., Cairo, EGY) ,  MOUSTAFA A. M. (National Res. Center, Cairo, EGY)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Electronics  (Journal of Materials Science. Materials in Electronics)
巻： 28  号： 19  ページ： 14460-14470  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： W0003A  ISSN： 0957-4522  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固相反応法によって,ドープしたBi_1-xSr_xFeO₃試料を合成した。試料調製中に,Bi³⁺位置へのSr²⁺ドーピングによって,酸素空孔+自由電子だけでなく,酸素空孔+Fe³⁺からFe⁴⁺への変換に関する点欠陥が形成される。二次相形成に加えてこの欠陥の存在は,輸送及び磁気特性に影響する。周波数が1000kHzまで増加するに連れて,誘電率(ε’)及び誘電損失(tanδ)の両方が,急激に減少する。より高い周波数では,ε’は,周波数に依存しないようになる。一方,ε’は,500Kまで温度と共にゆっくりした速度で増加する。温度の上昇と共に,速度は,大きなな分散を持って増加する。高濃度の酸素空孔を持つだけでなく微量の二次相を持たない材料(x=0.35-0.40)において,最大値が達成される。周波数は,低温及びドーピング領域においてより効果的であり,その結果,イオン/電子伝導の最大値が得られる。得られた磁気パラメータから,BiFeO₃(BFO)の磁化は,Srドーピングによって改善されるが,ドーピングレベルがx=0.40を超えると二次相の形成によって劣化すると結論づけられる。

シソーラス用語： ビスマス化合物 ,  *フェライト ,  鉄化合物 ,  *輸送現象 ,  *磁気的性質 ,  ストロンチウム ,  ドーピング ,  立方晶系 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  X線回折 ,  電気伝導率 ,  誘電率 ,  誘電損失 ,  磁気ヒステリシス ,  固相反応 ,  第二相
準シソーラス用語： ビスマスフェライト ,  欠陥形成 ,  磁気特性

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (7件)： ビスマスフェライト ,  欠陥形成 ,  輸送 ,  磁気特性 ,  Sr ,  ドーピング ,  役割