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J-GLOBAL ID:201702213716250272   整理番号:17A0366213

相転移とBaTiO_3セラミックの電気的性質に及ぼすカドミウムの役割【Powered by NICT】

Role of cadmium on the phase transitions and electrical properties of BaTiO3 ceramics
著者 (8件):
資料名:
巻: 43  号: 1 PB  ページ: 1114-1120  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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無鉛セラミックスにおけるモルフォトロピック相境界(MPB)近傍の高い圧電と電気機械的性質の探索が注目を集めている。MPBは安定化された菱面体晶(R)と正方晶(T)末端,T遷移にRまたはC立方晶(C)を有することを組み合わせることにより,組成-温度相図で得ることができた。R末端は通常Ti4+サイトでのドーピングイオンZr4+,Hf4+またはSn4+により実現され,一方,TはBaTiO3Ba2+サイトでのドープしたCa2+によって生成することができる。著者らの最近の計算研究(Phys.Rev.B.93、144111、2016)はCd2+をドープしたBaTiO3は潜在的Tとして考えられることを示した。本研究では,相転移,セラミックの誘電,強誘電及び圧電特性に及ぼすCd2+の影響を調べるために(Ba 1 x Cd x)TiO3セラミックスを合成した。著者らの結果はCd2+はT相を安定化できないことを示し,すなわち,遷移温度はCd2+濃度にほとんど影響されないが,電気的性質は5%のCd2+%で最適化されることが分かった。特性の最適化は粒径と試料密度を含むミクロ組織の特徴に関連している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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圧電気,焦電気,エレクトレット  ,  圧電デバイス 
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