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J-GLOBAL ID：201702213721547988   整理番号：17A1224669

建物上に設置した浮体式シェルターの挙動分析と流速・波力に関する検討

BEHAVIOR ANALYSIS OF THE FLOATING TYPE TSUNAMI EVACUATION SHELTER ON A BUILDING AND INVESTIGATION ABOUT THE FLOW VELOCITY AND WAVE FORCE

著者 (2件)： 渡辺一也 (秋田大学大学院理工学研究科 システムデザイン工学専攻 土木環境工学コース) ,  遠野雄樹 (岩手県)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_204-I_209(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災の発生を受けて,従来想定よりもかなり巨大な津波が来襲することが予測されるようになっている.本研究では,浮体式津波避難用シェルターの使用を含めたハイブリッドな避難に注目した.既往の研究では,シェルターの挙動は大きく3パターンに分けられることが分かっている. 本研究ではフルード数によるデータの整理とシェルターにかかる波力の計測をし,シェルターを使った避難に対する評価を行った.その結果,写真解析と挙動解析からはパターン1が安定的であり,パターン2,3は不安定であった.しかし,津波によるシェルターの直接的な破壊という観点で考えると,波力からパターン1は非常に大きな値を示している.また,パターン2,3は比較的小さい値を示している.これらのことから今後最適な設置位置の検討が重要であると考えられる.(著者抄録)

シソーラス用語： 浮体 ,  浮構造 ,  *防護施設 ,  *津波 ,  写真判読 ,  挙動 ,  計画 ,  避難 ,  水理模型試験 ,  波力 ,  Froude数 ,  力 ,  波高 ,  流速
準シソーラス用語： *シェルタ ,  写真解析 ,  挙動解析 ,  設置計画 ,  水平力

著者キーワード (5件)： Floating type tsunami evacuation shelter ,  Tsunami evacuation ,  Froude number ,  wave force ,  velocity

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (10件)：

• 1) 中央防災会議:防災情報のページ,<http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_info.html> (2017/3/7アクセス)
• 2) フジワラ産業株式会社:設置実績第42基,<http://www.fj-i.co.jp/tunami2/tawa1.htm> (2017/3/7アクセス)
• 3) TAJIMA MOTOR CORPORATION,浮揚式津波対策用シェルター「SAFE+」,<http://www.tajima-motor.com/safeplus/shelter/> (2017/3/7アクセス)
• 4) 株式会社ポンド「ライフアーマーNEO」<http://pond.co.jp/product/> (2017/3/7アクセス)
• 5) トノクラフト株式会社,津波シェルター「プカプカ」<http://www.tono-craft.com/shelter/> (2017/3/7アクセス)

タイトルに関連する用語 (7件)： 建物 ,  浮体 ,  シェルター ,  挙動 ,  分析 ,  流速 ,  波力