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J-GLOBAL ID:201702213736878923   整理番号:17A2002135

アンギオテンシンI変換酵素阻害活性に関与する乳降圧ジ-及びトリペプチドのin silico同定【Powered by NICT】

In silico identification of milk antihypertensive di- and tripeptides involved in angiotensin I-converting enzyme inhibitory activity
著者 (6件):
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巻: 46  ページ: 22-30  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生物活性乳汁ペプチドの同定は抗高血圧特性に焦点を当てた栄養補助食品の改良された選択による食品技術を改善することができた。乳ジ-及びトリペプチドのアンギオテンシンI変換酵素(ACE)阻害活性を三次元定量的構造活性相関法を用いて予測できることを,これらの活性はこの生物活性の原因であることを構造的特徴(水素結合ドナー/アクセプタ,疎水性,立体と静電)の評価により説明できると仮定した。酵素消化から放出されたペプチド配列を予測し,実験データのないペプチドを評価するためのin silico消化と組み合わせた比較分子場解析(CoMFA)モデルを構築することを目的とした。さらに,分子ドッキングシミュレーションは構造的特徴を評価する目的で行った。分子ドッキングシミュレーションは最も強力な阻害ペプチドはACE活性部位の疎水性ポケット中に深く侵入する疎水性アミノ酸を含み,その残基との相互作用をすることを明らかにした。CoMFAの結果は,乳ジペプチドのC末端での良好な立体的相互作用と電気陰性度を指摘した。CoMFAモデルはトリペプチドの二位とTyr520と電気陰性度相互作用で陽性アミノ酸に適しているようである。ペプチドカッタにより得られたジペプチドのACE阻害活性の予測値は比較的高く,これはACE阻害薬に対する機能性栄養補助食品と天然代替物としての応用のためにそれらを推奨した。本研究では,得られた3次元定量的構造活性相関モデルは有意な抗高血圧作用を示すことが牛乳由来ジ-及びトリペプチドを同定することに成功し,ヒト栄養における栄養補助食品として使用できることを新しいACE阻害剤のスクリーニングおよび設計のための情報を提供することができることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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食品の化学・栄養価 

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