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J-GLOBAL ID:201702213827627647   整理番号:17A0802295

ボックス,ブースト,およびエネルギー双対性:動力学的暗黒物質を通じた銀河中心ガンマ線過剰の理解

Boxes, boosts, and energy duality: Understanding the Galactic Center gamma-ray excess through Dynamical Dark Matter
著者 (8件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 055024.1-055024.14  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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現在,暗黒物質(DM)の消滅あるいは崩壊を用いた,銀河中心(GC)からのガンマ線過剰を解釈するための多くの模型が存在する。これらの模型は,典型的には,光子生成に対して種々の複雑なカスケード機構を示し,自明でない運動学によって元となる暗黒セクターの物理を曖昧にしている。この論文では,ガンマ線スペクトルを暗黒セクターに関係づける運動学がより直接的な模型のセットを提案した。その結果,スペクトルの形状への特徴的な痕跡によって,暗黒セクターの直接的情報が得られることを示した。まず,特別に簡単な光子生成運動学を示すGCガンマ線過剰の典型的性質を同定した。特に,この過剰のスペクトルが,あるE*に対して,Eγ→E2*/Eγの変換の下で不変な”エネルギー双対性”を示す可能性を指摘した。このようなエネルギー双対性は,シグナル光子が中間の粒子の2体崩壊を介して直接に生成される特別に簡単な運動学の現われであると議論した。Fermi-LATデータのみでは,GC過剰がこのようなエネルギー双対性を示すかどうかを結論するには不十分であるが,もしこのような双対性が将来の実験で確証されれば,それは,DM模型の特別なクラスである動力学的DM(DDM)の枠組みで自然に実現されると議論した。また,この確証のためには,1GeV前後のエネルギー領域におけるGC過剰のより完全なデータを得ることが重要であることを強調した。
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分類 (2件):
分類
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宇宙線起源  ,  仮説粒子とその他の素粒子 

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